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私が『モダン・チョンマゲ』と呼んでいる 男性が後ろで髪を結ぶヘアスタイル。ロケットニュースでもP.K.サンジュン記者がモダン・チョンマゲを結っていたりと、大流行ではないが じんわりと浸透しているようだ。

そんな “ちょっと渋い雰囲気を醸(かも)し出したい男性“ にオススメなモダン・チョンマゲだが、実はハゲの原因になるそうだ。症状の名前は「けん引性脱毛症」。先生……それは親戚がフサフサしててもハゲるのですか?

・遺伝子は関係ない

けん引性脱毛症とは何か? 簡単に言ってしまえば「髪を引っ張りすぎて起こる脱毛」だ。ポニーテールなどのように長い髪をギュウッと縛り続けていると、無理に引っ張られた毛根は死んでしまうのだ。なので、この症状と遺伝子は関係がない。

ちなみにこの症状は、性別にも関係なく起こりうる。チョンマゲを結わなくなった現代社会では、けん引性脱毛症になる男性は少なくなっていた。しかしモダン・チョンマゲの流行で……またそれが変わってしまうかもしれないのだ!
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額のラインの後退や頭頂部の脱毛などの症状をともない、場合によっては毛根が死滅して二度と髪が生えなくなってしまう場合もあるというのだから恐ろしい。

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・これで予防だ!

ここまで読んで、志村けんさんを思い出した人もいるかもしれない。また、「もう二度と髪なんか縛るもんか!」と思った人もいるかもしれない。たが、そこまで極端に焦る必要もないようだ。

専門家によると、けん引性脱毛症を未然に防ぐには “毛根に負担をかけ過ぎなければいい” そうだ。よって、フンワリと……少しゆったりめに髪を縛ったり、長時間縛った状態を維持しないようにするだけで予防になる。
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・P.K.サンジュン記者はというと

ちなみに少し気になったのでP.K.サンジュン記者の最近の記事で彼の髪をチェックしてみた。かなりキツく縛っている印象だったのだが……実はそうではなく、意外に気を使っていることが判明!

知ってか知らずか、適度に毛根を休めている。キツキツに結ぶこともあれば、ゆったりと結んだり、ただ後ろに流したり……と、いろいろと変化をつけているではないか! ……さすがだ。
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そんなわけでモダン・チョンマゲを結っている人は、サンジュン記者のようにいろいろなパターンを試して毛根への負担を減らそう!

参照元:MIC(英語)
執筆:ゴールド土方
Photo:RocketNews24.

▼ひそかに髪の毛を休ませていたことが判明
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