イチから火を起こしてBBQをするのも良いが、卓上で気軽にやりたい時だってある。そんな時にオススメしたいのが、ニチネンの「遠赤無煙グリル UFO」だ。この子がナカナカどうして優れもの。遠赤外線効果か、中からジワリと火が通り、食材がふっくら焼きあがるのだ。

なにより嬉しいのは、煙がほぼ出ないところだ。部屋を換気する必要はあるものの、屋内で出来るというのは高ポイント。窓を開けながらのんびりBBQごっこだなんて、テンション上がること必至である。以下、こちらのグリルの使い方や相性の良い食材を挙げているので参考にしてくれよな。

・おひとりさまには「UFO-S」がオススメ

ニチネンのUFOには、熱を発する部分がまさしくUFOのごとく円盤になっているグリルUFOと、長方形型のUFO-Sとの2タイプある。記者は後者のUFO-Sを購入。こちらのサイズは小さめで、1人用といったところか。

家族でワイワイ卓を囲みたい場合は、少し大きなグリルUFOがオススメ。ちなみに同社の通販サイトで購入すると、グリルUFOは税込4万4000円でUFO-Sは2万7280円だ。

使い方は至って簡単で、プレートの下部分の凹みに水を入れてカセットボンベをセットし、温まってきたところで食材をプレートに並べて焼くだけだ。何より驚くのは、冒頭に書いた通り、ほぼ煙が出ないこと。記者は窓を開けながら屋内で利用してみたが、全くモクモクしなかったぞ。

持ち運びもしやすいし、庭やベランダに持って行って、プチBBQ気分を味わうのも良いだろう。後片付けもプレート部分を洗えば終わりなので、ラクチンである。これは、なかなか便利じゃないか……!! 

・あぶる系との相性が良い

何度か使ってみたところ、一瞬でガッと火が通る炭火焼きなどと違い、じんわり火が通るタイプのため食材の向き不向きはあるようだ。どうやら軽くあぶる・焼く系が最適らしく、シシャモやソーセージや市販のピザが、びっくりするほど美味しく焼きあがった。

対して、しっかり焼かねばならない系の厚切り豚肉や根菜系の野菜は、そこそこ美味しいがあまり向いていないような印象を受けた次第。何より時間がかかるのだ。使えるプレート上のスペースも限られているので、使いながら自分で見極めていくと良いだろう。

いやはやしかし、ゆっくりと食事を楽しむには『遠赤無煙グリル UFO』は最適である。酒を片手にプツプツと焼けていく食材を眺める時間といったら、結構な幸せだ。なにより場所を選ばす気軽に使えるところが良い。さあ、きょうは何を焼こうかなあ~。

参考リンク:ニチネン「遠赤無煙グリル UFO」
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼酒を飲みながらゆるゆる焼くとすっごく幸せ! 

▼サッとあぶったり焼く系の食材が合う。ピザや……

▼ホルモン

▼ソーセージあたりは、かなり美味しく仕上がる

▼じんわり火を通してくれるよ

▼最近は毎日屋内BBQごっこして遊んでます

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]