世の中の ‟UFO肯定派” と ‟否定派” は、どちらが多いのか気になるところだが、これだけ広大な宇宙に、生命体が我々人類だけであるとは少し考えにくい。そんななか、アメリカのCIA(中央情報局)が、突如、UFOに関する200件以上の機密資料を解禁したのである! 

そして驚くべきことに、その資料には、海外SFドラマシリーズ『Xファイル』のモルダー&スカリーFBI捜査官が、好みそうな文書までピックアップされているのだ!!

・CIAがUFO関連の機密資料を解禁!

CIAのウェブサイトで解禁された機密資料はズバリ「Xファイル」と呼ばれ、1940~50年代に、世界各地で目撃されたUFOに関する情報が記されている。正確には、これらの資料は1978年に ‟機密” 扱いではなくなっているため、ネットで公開するに至ったのかもしれない。

・機密扱いだった文書には、こんなUFO目撃情報が!

それでは、過去に機密扱いだった文書に、どんなものがあるのか1つ紹介したい。例えば、1952年に西ドイツで目撃されたUFOの文書には、

「ドイツ人中年男性と彼の娘により、直径15メートルほどもある巨大な ‟フライパン” 型の未確認飛行物体が、元ソビエト領だった森に着陸するところが目撃される。彼らが10メートルの距離まで物体に近づくと、フェンス越しに直径13~15メートルほどの巨大な物体を目撃。

それは大きなフライパン型で、側面に開いている穴が光だすと、光は緑から赤に変色。同時にブーンという音が聞こえ始め、光と音が強くなると、物体の中心部分から円錐形の塔のような物が下りて来て、飛行物体がゆっくりと地面から持ち上がり回転し始めた」

といった具合に、詳細に情報が記述されているのだ。

・モルダー&スカリー捜査官も登場!!

さらにCIAは、ドラマ『Xファイル』に登場する、UFO肯定派のモルダー捜査官が手に入れたいであろう5つの文書と、UFO否定派のスカリー捜査官が好みそうな5つの文書を選出。ちなみに、前出の目撃情報は、モルダー捜査官が手に入れたい資料の方に分類されている。お堅いことで知られるCIAが、ウェブサイトで公開した資料で、こんなユーモアを見せるとは驚かざるを得ない。

1947年に、米ニューメキシコ州ロズウェルに墜落した未確認飛行物体について、米政府は事実をひた隠しにしている。そのことを思うと、そろそろ当局は、「UFOの存在を認める心の準備ができているのかも!?」と期待してしまいそうだ。

これらの文書は、CIAの公式ウェブサイトで誰でも閲覧出来るようになっているので、興味がある人はチェックしてみてはどうだろうか。

参照元:Twitter @CIACIAMashable(英語)
執筆:Nekolas

▼あのCIAが「UFOに関する機密資料」を大放出だ!