・スペシャルな客室

今日宿泊する鈴鹿サーキットホテルNorth館には、「レーシングルーム」という客室がある。入ってみると、普通の部屋とは何かが違うことに気付くはずだ。


イスがバケットシート型になっていたり……


ベッドにヘッドライトが付いていたり……

そう、客室全体がモータースポーツの世界に包まれているのである。こんなホテル初めて! 高級感もあるし、これにはレースファン歓喜だろう。

・お風呂も充実

そのまま眠りにつきそうになるYoshioを叩き起こし、今度は「天然温泉クアガーデン」へ。パパママの皆さんは、レースに遊園地にで溜まりに溜まった疲れを、ここでしっかり癒しておきたいところだ。

広々とした大浴場に露天風呂、サウナも完備しており、リアムと裸の付き合いを深めるYoshioの目は実に穏やか。一方、「何で風呂でもメガネかけてんの?」とはリアムの談。

他にも水着で楽しめる温水プールエリアまであるらしいぞ! まさか鈴鹿サーキットにこんな充実した入浴施設があるとは驚きである。「私、ここにいるからレース見てきなよ」とか言い出すママが出てきても不思議ではない。

・夕食は食べ放題

さあ! サッパリした後はメシだメシ!! レストラン「そら・たべよ」に入ってみると、豪華なビュッフェが我々を待っていた。和洋中揃った鉄壁のラインナップは、食べ盛りの少年少女にとってドリームに他ならないはず。まあ、一番ハシャいでいるのは Yoshioおじさんなんだが。

嬉しいことにカウンターにはシェフの方々が立っており、牛肉の鉄板焼きなどをその場で焼いてくれるそうだ。これはテンション上がるゥゥウウウ!

それでは、みんなで仲良くいただきます! いや~、今日はレースに遊園地に温泉に盛りだくさんの一日だったな。後はおいしいものを食べて寝るだけとか……最高すぎんだろ。ここ、ホントに鈴鹿サーキットだよな? レース場だよな?

鈴鹿サーキットにモータースポーツのイメージしか持っていなかった私は、今日一日でその認識を大きく変えることになった。家族全員で楽しめる、まさに穴場中の穴場スポットと言えるだろう。もはや三重県民になりたいレベル。

・激アツレースがめじろ押し

さて、冒頭でも触れたように、鈴鹿サーキットでは8月、フェラーリやランボルギーニといったGT3カーが真夏の10時間を走りきるレース「SUZUKA 10 HOURS」が開催されるぞ。元F1チャンピオンのミカ・ハッキネンなど、世界中から “速い” ドライバーが集結するのだ。

さらに10月には、国内自動車レース界における最高位であり、世界最高峰の20名のドライバーたちが戦う「F1日本グランプリ」も控えている。

いずれも絶対見逃せないウルトラ級に重要なレースかつ、ゆうえんち「モートピアパスポート」とセットになっている観戦券も存在するので、これを機に家族で鈴鹿サーキットを訪れてみるのもいいかもしれない。もしかしたらその経験がきっかけになって、未来のF1ドライバーが生まれる……なんてことがあったりして?


※「SUZUKA 10 HOURS」「F1日本グランプリ」開催のタイミングだと、ホテルが満室で宿泊できない可能性もあります。

参考リンク:鈴鹿サーキット
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.