在庫どれくらいあるかなぁ。冷凍食品コーナーを見て回る時、いつもそのようなことを考えながら探検している。なぜならば、売れているのは人気があることに繋がるから。まぁ、当たり前のことを言っているだけなのだが、実のところこれがかなり私の物差しになっている。

んで先日、ニチレイの「皮がパリッとミニ春巻」がゴッソリなくなっていたので人気度を察知。ならばオカズ系の冷凍食品も攻めてみるかと試してみることにした。6個入りで159円。たまたま近所のスーパーで爆買いされていただけかもだが、売れているならきっとそれだけの価値はあるのだろう。たぶん。

・レンチンか自然解凍で出来上がり

ということで、さっそく購入して袋を開けてみたら簡易トレイに1個ずつ春巻が入っていた。サイズは一口よりもちょい大きめといったところ。調理方法は簡単も簡単で指定された時間をレンジでチンするだけ、もしくは自然解凍(室内20度で約2時間)でもいいとのことだった。

また、簡易トレイには切れ目が入っていて1個ずつ食べられるようになっている。まぁ、一気食いするので私には関係ないが、少しずつ食べたい人にとってはありがたい配慮だろう。

・値段以上のウマさはある

さて、すぐに食べたいこともあって調理はレンチンを選択。せっかくなので全部まとめてレンチンするなんて野蛮なことはせず、まずは2個をレンジで上品にチンしてみた。すると……!

箸で持つと、皮がパリパリしているのがよく分かる。続いて、包丁でバスンッと半分に切ってみたら中からギッシリ詰まった具材が顔を出した。ベチャッとせず上手にまとめているあたり、さすがニチレイと言えるクオリティーだ。ただ……

同時にちょっと物足りない感じもした。というのも、口に入れてみたらこれだけで白ご飯大盛り食べるのは難しく、オカズの主役にはなれない。味だけを求めるならば、コンビニのホットスナックコーナーにある方がウマかった(その分、値段も高いけど)のだ。

ニチレイということもあって、最初にハードルを高く設定してしまったのも原因の1つかもしれない。とはいえ、着色料、保存料、化学調味料を不使用、そして値段を考えたらイイ働きをしているのは間違いない。

・自然解凍がいいのかも

がっつり春巻を食べたいという人には向かないかもだが、弁当にそのまま入れられることを考えたらアリもアリ。その場で食べるというよりも、自然解凍でもイケることが人気なのかも。週末に爆買いされていたので、1週間の弁当に向けて需要があったに違いない。

参考リンク:ニチレイ「春巻」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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