冷凍食品の炒飯が人気だなんて、今さら言うまでもない。それもそうだ、冷食の味がイマイチだなんて昔の話。技術が進歩したことで、低価格ながら “ほぼ店” のような味をしているのだから。

もはや冷食をストックするのは当たり前の時代なう。どれを食べても間違いが起きにくいが、先日コープでオリジナル冷凍炒飯を見つけたので試してみることにした。すると……まさかのまさか! なんと◯◯ソックリな味だった!!

・商品袋はありがちなタイプ

コープで売っていた冷凍炒飯の正しい商品名は「パラッと炒めた本格炒飯」だ。値段は税込278円。私は店舗型のコープみらいにて購入した。容量の方は450gとお腹いっぱいになるくらい入っている。

んで、商品袋には「ゴロッとした角切りチャーシュー入り」「こだわりのうま味と香ばしさ」など、アピールポイントがチラホラ。よく見かけるようなタイプではあるが、はたして私とうまくフィーリングするのだろうか。

・ニチレイに激似

それでは、ファーストインプレッションとも言える開封の儀をしていこう。とりあえず450g丸ごと皿に取り出してみると……あらららぁ!

アピール通り、チャーシューがゴロッと入っている! また、タマゴやネギも大きめ。さらにはラップなしでレンチンできる(フライパンでも調理可)ってことで好感度は急上昇だ。私はズボラなのでレンジで作ったのだが……

あら、いいですねぇ。


レンジするだけとスピーディな手順ながらTHE炒飯の出来上がり。でも、これってどこかで見たことあるような気がする。

そう、そこはかとなくいつも食べているニチレイの「本格炒め炒飯」に似ている感じがするのだ。なんというかこう、具材の乗り方や色味など、ところどころデジャヴる。

まぁ同じ炒飯というフィールドだし、少しくらい似ていることもあるだろう……とも思ったが、ニチレイを何度もリピしている私の目はごまかせない。あまりに激似なため、商品袋を隅々までチェックしてみると……あっ!

販売者こそ日本生活協同組合連合会だが、製造者がニチレイフーズだった。どーりで! ていうか、これで味が同じだったらコープで買った方がほんの少しお得になるけどどうなのだろう。もしかしたら知ってはいけなかった……なんてことある……? 消されたりしないよね?

いただきます(ゴクリ……)


もぐもぐ……


おいおい、これは……


ほ、ほぼニチレイ! 厚めのチャーシューの歯ごたえ、ネギのシャキッとした食感など、ところどころにニチレイイズムが行き届いている。違いを強いて言えば、ニチレイよりもコープの方があっさりしているなと思ったことくらいか。

普段からニチレイを食べていなければ、「これがニチレイの本格炒め炒飯です」と言われても気づかないはず。パラパラ具合に関してはそこまでではなかったものの、フライパンで作れば解消できることだろう。

ニチレイの商品に味が似ていれば名前も激似なコープの炒飯。この具合ならリピートしている人は多そうだ。いやはや、それにしても最近の冷凍炒飯はウマいなぁ。ほぼ店!

参考リンク:コープ「パラッと炒めた本格炒飯」
Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.