先日、スーパーで冷凍食品を買おうとしたところ、ベイクドチーズケーキなる見慣れぬ商品が視界に飛び込んできた。チーズケーキで冷凍なんてあるのか……と驚いたが、ヒンヤリ感がイイ仕事してくれそうなのは想像に難くない。しかも販売しているのはニチレイフーズときた!

以前食べた「今川焼き」の冷凍スイーツが美味しかったため、今回も期待大。5個入りで税抜148円(スーパー価格)なので1つあたり約30円……この値段でどこまでお店で作るような味に近づけているのか、物は試しってことで買ってみた!

・1口サイズで食べやすそう

ちなみにチーズケーキの他にも、ベイクドチョコレートケーキが売っていたので同時に購入した。こちらも5個入りで同価格だ。

チーズケーキは1個(15g)あたり51kcal・脂質3g・炭水化物は5.2g。対するチョコレートケーキは63kcal・脂質3.1g・炭水化物8g。この数値であればちょこっと食べる分には罪悪感なし……と言っていいだろう。

中身を取り出してみたら、ケーキは切り離せるトレイに入っていて1個から食べられるようになっている。大きさの方はというと……

目薬と同じくらいで1口サイズだ。思わず全部食べてしまいたくなるが、グッと我慢。それでは1つずつ取り出して食べてみるとしよう!

・いざ実食

食べ方は自然解凍 or 電子レンジで温めるの2通り。冷凍食品らしく簡単だし、ラップが必要ないのもヨロシイ。

まずはチーズケーキを自然解凍してみた。室温20度の環境であれば約40分(チョコレートケーキは30分)放置しておけばOKである。程よく解凍されたところで食べてみると……ヒンヤリしていてタマランチ!

オレンジピールがサラッと香り、ほのかに残る冷たさが口に伝わるとそこにあるのはただただ至福。シンプルながらきちんとチーズケーキしている。決して甘すぎることなく仕上げているあたり、さすがニチレイフーズというべきか。

一方、チョコレートは濃厚な味で甘さ控えめ。ブランデー香料を使用しているからだろう、大人な味に仕上がっていた。コーヒーとの相性もよく、これはおやつにもってこい。外へ出なくても気軽にケーキが食べられるし、冷凍庫に保存しておけるのはありがたい。

・レンチンすると違う顔

そしてレンチンでも食べてみたが、自然解凍とは違う顔を見せてきた。というのも、レンチンするとしっとりした仕上がりになるのだ。しっとり系が好きな人は断然レンチン。ただ、温まるのが20秒くらいと早くてすぐアツアツになるため、加熱する時間に注意しよう。

どちらの方法で作っても、ちょっと小腹が空いたなぁ〜なんて時にうってつけ。値段も安いし、スイーツを常備しておきたい人にオススメだ。それにしても、ヒンヤリしたチーズケーキの美味しいこと。個人的にはほのかに冷たさの残る自然解凍が好みだったため、これから暖かくなる季節の楽しみが1つ増えたのだった。

Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.