今年の冬は暖冬と言われているが、いずれにしても寒さはやってくる。そして寒い時期に欠かせない料理といえば、なんと言っても韓国料理だ。ピリッと辛いものが多いだけに食べると体の芯から温まる。

それらの中でもキムチ鍋などが定番といったところだが、先日スーパーをパトロールしていたら「炒めタッカルビ飯(300円)」なる商品が新しく棚に並んでいた。コレはどうなんだろう……と思いつつパッケージを見たら販売元はニチレイ。ほほう、ニチレイは激ウマ炒飯を世に送り出しているし、これは食べてみるしかない!

・ホントに焦がしたかのよう

てことでマッハでカゴに入れ、マッハで食べた。作り方はもちろんレンチンするだけ。一応フライパンでも調理できるが、洗いものを減らしたいので今回もレンジで作った。袋から皿に中身を移したら、なんというか普通の冷凍食品って感じである。


しかし、レンチンすると……



なんかギラッとした感じになった!


あらあら、ウマそうじゃありませんか。しかも、口に入れたら本当に焦がしているかのような食感! 固めの米もグッドでピリッとした辛さもちょうどいい。ただ、それはあくまで私個人の感想だ。

・平均点は出せる商品

なぜかというと、私はそこまで辛いものが得意じゃない。そんな人間がスイスイ食べられたということは、辛いもの好きにとっては物足りないかもしれないのだ。海外の料理を日本人の舌に合うようにアレンジしている商品は多いが、まさしくそれ。

また、ウマいのはウマいのだが「ウマすぎて頭がおかしくなっちゃうよぉ……」と身もだえするほどじゃなかった。一言で表すなら平均点をとりにきたという表現がしっくりくる。それはそれでいいが、逆にパンチ力がないようにも感じた。

・チーズを乗せたらウマそう

とはいえ、自力で高みを目指せる要素もある。パッケージに書いてあるようにチーズを使うのだ。今回、チーズを買っていないので試せなかったが、どう考えてもマズくなるはずがない。これまたパッケージに書いてあるのだが、シメには合いそうなのでタッカルビで失敗したくない人にはいいかも。

Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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