完全にナメていた。その実力を見誤っていた……。何のことかというと、冷凍チャーハンである。そう思ったのは今から半年前くらいのこと。久しぶりに冷凍食品を食べた筆者(私)は、最近のものってこんなに進化しているのかと衝撃を受けた。

それからというもの、私はコンスタントに冷凍食品を食べるようにしてきた。なぜなら、良さを伝えようとしても、当初は冷凍食品の素人すぎて人様にお伝えできるほどでもなかったからだ。しかし機は熟した。冷凍食品とかウマいはずない(笑)っていう人は、セブンイレブンの「極上炒飯」を食べるがよい。

・最近の冷凍食品はウマい

冷凍食品な上にコンビニでウマいなんて〜(爆)と思う人もいるだろう。その気持ちは痛いほどよく分かる。私自身、外食をほとんどしない家庭で育ったので「家の食事=健康的でウマい」と考えて生きていた。ところが……!

改めて冷凍チャーハンを食べてみたところ、これがなかなかどうしてウマい……というよりウマすぎるのである。つい先日、10月18日の「冷凍食品の日」に取り上げたニチレイの「本格炒め炒飯」しかり。外食だけでも罪悪感を覚えていた人間の常識が、クルッとひっくり返される事態にまでなってしまった。

・極上炒飯はどこがいいのか

んで、セブンイレブンで売っている「極上炒飯」の話に戻るが、これが悪魔的なまでにウマい。名前から自信のほどがうかがえるが、決して名前負けしていない。それなのに税込300円と値段も目ん玉が飛び出るほど高くないから参った。

そして食べる前の匂いといい、口に入れた時のしっとりしつつもパラリ……これぞチャーハンという感じは、まるで中華料理店で食べているかのように錯覚する。しょう油系のチャーハンが好きなら確実にヤられるだろう。しかも、だ。

こんなにウマいというのにレンチン可能なところが恐ろしい。早い・ウマい・安い・セブンすごい。三拍子ならぬ四拍子まで揃っているから、世の中の中華料理店はプルプル震えていてもおかしくない……というか、すでに震えているかもしれない。それくらい極上っ……!

・ネックは……

とはいえ、欠点もあって、量が300gとチョイとばかり少ない。女性であればちょうどいいかもしれないが、男性からしたら物足りないと思う。ビッグサイズがあれば完璧だった。そこだけ除けば本当に極上だ。

冷凍食品なんて(笑)という人、まだ極上炒飯を食べたことない人は一度味わってみるといいだろう。これを食べなきゃ死ねない……とまでは言わないが、マジかよと驚くことは約束しよう。

参考リンク:セブン−イレブン「極上炒飯」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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▼同商品はセブン&アイグループとニチレイが共同開発している