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もうそろそろ紹介しつくした感のあるロケットニュース24「2015福袋特集」だが、もう少しお付き合い願いたい。今回紹介するのは、あのレトロな雰囲気の『上島珈琲店』の福袋だ。

超メジャーどころの『ドトール』が全国で1000以上の店鋪を構えているのに対して、『上島珈琲店』の出店数は115。そんな数字も雰囲気も抑え気味な『上島珈琲店』だが、実は「日本独自の喫茶文化を見直す」という大義を背負っているのだとか。なら、福袋だって期待してもいいはずだ! なにが入っているのだろう?

【上島珈琲店の福袋の中身】

・リユースボトル(500ml)
・新春ブレンド(レギュラーコーヒー粉 100g)
・上島珈琲店ブレンド(レギュラーコーヒー粉 100g)
・みやび(レギュラーコーヒー粉 100g)
・ブラジルカフーゾ(レギュラーコーヒー粉 200g)
・プレシャスカード(500 ポイント)

・コーヒー(粉)に次ぐ、コーヒー(粉)

さて、この中身を喜ぶかどうかは人次第だろう。計500gものコーヒーの粉は、あまりコーヒーを飲まない人にはチョット多いように感じられるが、毎日がぶ飲みする人なら重宝するはずだ。しかしこの『上島珈琲店』の姿勢は、真っ当なものだ。なぜなら、コーヒー屋だからコーヒー(粉)がたくさん入った福袋なのである。

先日、当サイトでカフェの『英國屋』を硬派と紹介したが、硬派さなら『上島珈琲店』だって負けていない! しかし、なんだろう……なんだかワクワクが足りない。

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・袋と水筒に、もっとトキメキが欲しかった!

まず、福袋が不繊布でできている。この時点でちょっとテンションが下がった。もしも質やセンスがよければ、日常生活で使えるからだ。でも、これは多分使わない。

次に「リユースボトル」が、透明なプラスチック製な点。付属の説明書を読んでみると “ペットボトル感覚の水筒” と説明されており、シンプルさと軽量さ、温・冷両方使うことが可能など、色々と良さげなことが書かれている。フムフム、なるほど。

でもなんだろう……落としたらパキッと割れてしまいそうな繊細な雰囲気、言い換えれば安っぽい雰囲気が漂っているのであった。

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・500円分使用可能な “プレシャスカード” はお得

しか〜し! そんな文句もピタッと止んでしまうのが「プレシャスカード」の存在だ!! チャージ金額・利用金額に応じてポイントがたまり、そのポイントで支払いすることができるこのカード。なんと、福袋購入時にすでに500ポイントが入っているのだ! “1ポイント = 1円” で利用可。

しかも、『上島珈琲店』のみならず、『珈琲館』、『ウィーンの森』などユーシーシー・フードサービスシステムズ株式会社の系列店で使用できるというのだから、これは嬉しい! さっそく使いたい。

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・前を通るとコーヒーのいい匂いのする『上島珈琲店』

実は『上島珈琲店』の前を通る度に、「いいニオイだな〜」と思ってきたので、これだけコーヒー豆が入手できたのは正直嬉しいところ。しかも、500円分のポイントは絶対に使う! なので、コーヒーがぶ飲みさんには嬉しい福袋なはずだ。その上2015年1月4日の現在でも、まだ入手可能なカフェ系福袋は他にあまりないだろう。

余談だが、今回この福袋を購入するまで私(筆者)は、『上島珈琲店』を “かみしま” と呼んでいた。しかし、本当は “うえしま” 珈琲店だ! みなさんもお間違いなく!!

参考リンク:上島珈琲店ドトール
Report:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.
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▼ちょっと寂しい不繊布の福袋…
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▼計500gのコーヒー(粉)
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▼その内の「ブラジルカフーゾ(200g)」は、“コンテスト入賞ロット” だそうです
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▼スケルトンの水筒だから後ろのネコも丸見え
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▼そしてこれが「プレシャスカード」
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