欲しいものもあるけど使わないものも入っているのが福袋。おそらく、多くの人は、少しはハズレ商品が入っていることありきで買うもんだと思う。

しかし、2021年の上島珈琲店の福袋「HAPPY BAG B(5000円)」には全く無駄がなかった。価格としては真ん中なのだが、ファン満足度は1位かもしれない。なんたって、みんな大好きアレが入ってるんだから!

・アレ

上島珈琲店のファンならば誰でも知っているだろうコーヒーがある。沖縄県産黒糖をふんだんに使用した濃厚だがあっさりとした甘み。そう、黒糖ミルク珈琲(Rサイズ470円)だ。あれ、メチャクチャウマイよね。

私(中澤)が上島珈琲店を好きになったのは黒糖ミルク珈琲がキッカケだ。シンプルだけど、どことなく和を感じるコーヒーの味は、同価格帯の他チェーンにない上島珈琲店の強みかと思う。「HAPPY BAG B」には、そんな黒糖ミルク珈琲でお馴染みの……

黒糖シロップが入っているのだ


・ほぼ黒糖ミルク珈琲セット

さらに、ステンレス製マグカップも入っているし、「HAPPY BAG A」に入っていたコーヒー粉も入っている。すなわち! 黒糖ミルク珈琲を家で飲むために必要なものが、この福袋1個で全て揃ってしまうのだ!!


言わば、2021年の「HAPPY BAG B」は黒糖ミルク珈琲セットと言える。そんな中身は以下の通り。


・【上島珈琲店「HAPPY BAG B(5000円)」の中身】

・トートバッグ
・スペシャルブレンド[福徳円満]200g
・スペシャルブレンド[笑門来福]200g
・エチオピアモカ[一期一会]200g
・オリジナルブックカバー
・ドリンク引換券×5枚
・マグカップ
・黒糖シロップ15g×10個

もちろん、上島珈琲店の魅力はコーヒーの味だけではない。その空間の雰囲気こそが味であると言える。「行ってこそ」と思う方にとっても、「HAPPY BAG A」よりドリンク引換券が増えているので満足度は高いはずだ。

というわけで、上島珈琲店の「HAPPY BAG B」はファンにとって一切無駄がない選出と言える。今年は予約販売だった上島珈琲店の福袋だが、以前の記事でお伝えした通り、店によっては店頭販売の可能性もあるとのこと。本記事で欲しくなった人は近所の店を覗いてみるとワンチャンあるかもしれないぞ。

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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