今年は店頭でのみ予約・購入が可能だった上島珈琲店の福袋。市内唯一の最寄り店が潰れ、行動範囲内に店舗が無くなった私(まろ)には縁遠い話である。

だが! 私のような上島珈琲難民も買える福袋が実は存在していたのだ! それがオンラインショップ限定の福袋。

全部で5種類の福袋が販売されていたが、カフェ系の福袋にしては珍しくどれも「ドリンクチケット」が付いてない。店頭販売の福袋ばかり注目が集まっていたように感じたが、むしろこっちの方が万人受けする福袋な気がするぞ! 


・オンラインショップ限定 HAPPY BOX(8000円)の中身

オンラインショップの存在は知っていたけど、店頭とは別にオンライン限定の福袋を販売していたとは知らなかったな。店頭とオンライン両方の福袋を合わせると、計9種類から選べることになる。よりどりみどりとはまさにこのこと。

今回はオンラインショップ限定のHAPPY BOX(8000円)を購入。後日届いたのがこちら。


・ミルク珈琲ベース 無糖
・ミルク珈琲ベース 加糖
・上島珈琲店の黒糖蜜
・フレッシュキューブ 10個
・オリジナル専用フィルター
・上島珈琲店 THE NEL DRIP COFFEE
・No.11 ワイドインストレートタンブラー
・美濃焼オリジナルスタッキングマグ


1日くらいならカフェ開けそうなくらい入ってる! グッズと飲料のバランスが良さそうだったから8000円の福袋選んだが、1番人気は15000円のHAPPY BOXだった模様。私がショップを覗いた時にはもう見る影もなかったな。

上述した通り、ドリンクチケットが入ってないのが一番の特徴だろう。スタバもタリーズもドトールも主軸がドリンクチケットなのに対して、上島珈琲店のオンライン限定福袋はあくまでも「コーヒー」がメイン。

上島珈琲店によく行く人はチケット付きの店舗限定福袋の方が良いかもしれない。だが、近くに店舗が無い人にとってチケットはただの紙切れ同然だから、それよりもお店の味を楽しめるコーヒーがたっぷり入っていた方が嬉しいのである。

さっそく「ミルク珈琲ベース」と「黒糖蜜」で上島珈琲店の人気メニュー「黒糖ミルク珈琲」を作ってみた。公式レシピ通りに分量をしっかり測って作ってみたところ、お店で飲んだ味と同じに……!

昔、自分で黒蜜を買ってきて黒糖ミルク珈琲を作ったことがあったんだけど、あまり美味しくなかったんだよね。やっぱりホンモノは違うな。「ミルク珈琲ベース」の濃厚さと、材料の比率が大事だったというわけか。


・家でもお店の味を楽しみたい人にオススメ

通っていた店舗が潰れた身としては、福袋購入で上島珈琲店のミルク珈琲をまた楽しめる日が来たことがなにより嬉しい。グッズは普段使いできそうなものだし、コーヒーもたくさん入っていて満足度高め。

お得さという点では店頭販売福袋に敵わないが、どこからでも購入できて無駄なく楽しめるという点ではオンラインショップ福袋に軍配が上がる。

今年はすでに販売が終了しているが、来年もおそらく店舗販売とオンラインショップ、2方面での展開になるんじゃないかな。今まで近くにお店が無くて諦めていた方は、来年は忘れずにオンラインショップもチェックしてみて!


参考リンク:上島珈琲店
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

▼「黒糖蜜」と「ミルク珈琲ベース 加糖・無糖」。ベースは5倍希釈だから、1本で約15杯楽しめる!

▼「フレッシュキューブ」いろいろな種類のコーヒーの粉が1杯ずつ真空パックになっている。専用フィルターつき

▼「上島珈琲店 THE NEL DRIP COFFEE」お店と同じネルフィルターで抽出したリキッドコーヒー

▼5種から好きな色を選べた「No.11 ワイドインストレートタンブラー」。詳細はわからないが、閉店してしまったNo,11というコンセプトショップのグッズなのだろう。

▼上島珈琲店といったら銅マグだが、こちらの「美濃焼オリジナルスタッキングマグ」もかわいい。12000円のオンライン福袋か、10000円の店頭販売福袋だったら今年は銅マグが入っていた模様

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