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「今年は福袋を80個ほど買ったよ〜♪」という人は、おそらくいないと思う。叶姉妹あたりは結構あやしいが、普通の人はきっとやらないだろう。福袋80個なんて、中身を確認したりするだけで正月をぶっ潰す覚悟がいる。置くスペースの問題だってある。

そんな無駄にスケールの大きいことを、年末から会社ぐるみでやっていたのが我々ロケットニュース編集部だ。福袋の記事本数は全部で79本! その全記事はこちらを参考にして欲しいが、今回はなかでも人気の高いカフェ系福袋に絞って紹介したい。振り返って見ると、それぞれの特徴が浮き彫りになるぞ。

・タリーズコーヒー(3種)

【タリーズ3000円福袋】
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入っていたもの:コーヒー豆1袋(ブラジル・180g)、ドリップバッグ1箱(4パック)、マグカップ1個、ドリンクチケット5枚、コーヒーキャンディー7個

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入手難易度:予約アリ1 ☆★★★★ / 予約ナシ3☆☆☆★★
サプライズ度:2 ☆☆★★★
満足度:4 ☆☆☆☆★

【タリーズ5000円福袋】

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入っていたもの:・コーヒー豆3袋(ブラジル・パプアニューギニア・グアテマラ / 各180g)、ドリンクチケット(8枚)、折りたたみブランケット、くまのマスコット

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入手難易度:予約アリ1 ☆★★★★ / 予約ナシ3☆☆☆★★
サプライズ度:4 ☆☆☆☆★
満足度:4 ☆☆☆☆★

【タリーズ1万円福袋】

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入っていたもの:・ドリンクチケット20枚、ひまわりの花から採れたはちみつ1個(200g)、キャニスター(陶磁器)1個、ドリップコーヒー1箱(4袋)、世界各地のコーヒー豆(5袋)

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入手難易度:予約アリ1 ☆★★★★ / 予約ナシ3☆☆☆☆★
サプライズ度:3 ☆☆☆★★
満足度:4 ☆☆☆☆★

3000円、5000円、1万円の3タイプを展開していた今年のタリーズ福袋は、金額がアップするに従って、ドリンクチケットやらコーヒー豆の量が増えていく。どれを買っても元は取れるが、サプライズという点では、ブランケットやくまのマスコットが入っていた5000円タイプが頭1つだけ上だったか。

そして何より、予約したら入手が超簡単というのがタリーズ福袋の重要なポイント。もし来年も予約システムが存続しているのならば、絶体に活用してくれ!

ドトールコーヒー(1種)

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【ドリップカフェセット(1500円)】
入っていたもの:ニューイヤーブレンド(3パック)、クリスタルマウンテンブレンド(3パック)、ゴールデン モカ ブレンド(3パック)、マイルドブレンド(3パック)、トートバッグ(赤)、マグカップ(1個)※オレンジ・茶、青のいずれかの色

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入手難易度:2 ☆☆★★★
サプライズ度:2 ☆☆★★★
満足度:3 ☆☆☆★★

1500円、2500円、3700円の3種が用意されていた今年のドトールコーヒー。その中から、今年は1500円のドリップカフェセットを購入した。簡単に言うと、前年には無かったマグ&バッグが追加され、コーヒーの数は減。そして価格は数百円アップしていた。

ちなみに、ドトールの福袋は正月前から発売され、三が日を過ぎても売っているのでとても買いやすいぞ。

上島珈琲店(1種)

【スイート福袋(3000円)】

入っていたもの:ペルー オレンジ農園(コーヒー粉・200g)、スペシャンブレンド ~マイルド~(粉・200g)、スペシャルブレンド ~スイート~(粉・200g)、オリジナルバッグ、プレシャスカード(500円分)

入手難易度:2 ☆☆★★★
サプライズ度:3 ☆☆☆★★
満足度:4 ☆☆☆☆★

今年からビターとスイートから選べるようになっていた上島珈琲店の福袋。ゲットしたスイート福袋には、正月っぽい華やかなコーヒーに加え、500円分の飲食に使えるポイントカードが。

そんな福袋をゲットするのは割と簡単。お正月前から発売しており、行列に並ぶようなこともない。何より、年を追うごとに少しずつ変化しようとする姿勢が好印象。

コメダ珈琲店(5000円)

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入っていたもの:コーヒーチケット(1冊)、レギュラーコーヒー粉(200g)、レギュラードリップパック(5袋入り)、オリジナルスティックコーヒー(3本入り)、スティックコーヒーブラック(8本入り)、スティックコーヒー小豆小町(3本入り)、スナックカロリー豆(中サイズ)、シロノワール引換券、山食パン引換券

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入手難易度:3 ☆☆☆★★
サプライズ度:4 ☆☆☆☆★
満足度:4 ☆☆☆☆★

名古屋発祥のコメダ珈琲店。その福袋は、“ゴージャス感・ボリューム感が命” だと言われる名古屋喫茶店の影が……。コメダ好きなら「そうそう、これぞコメダ」といった感じで満足度は高め。また、他店とは違った展開だったので、サプライズ度も高めだ。

ただし、福袋を取り扱っていない店鋪も多く、コメダに行きさえすれば確実にゲットできるというわけではない。今回は予約して取り置きできたものの、取り扱い店舗を見つけるまで1店1店電話で確認する手間がかかったそうだ。

カフェ・ド・クリエ(3200円)

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入っていたもの:・ドリップコーヒーハウスブレンド、ハウスブレンド(200グラム)、ドリンクチケット1冊(260円券×5枚)、ギフト用エンボスカップRセット×2客、ハンディドリッパー

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入手難易度:2 ☆☆★★★
サプライズ度:4 ☆☆☆☆★
満足度:4 ☆☆☆★★

店舗によって中身が異なるカフェ・ド・クリエの福袋。もしかしたら意外な掘り出し物が入っているかも……なんて考えると、福袋自体のサプライズ度は高いと言えるだろう。

今回編集部が購入した福袋に入っていたのは、金額に見合う定番のコーヒーグッズ。悪くない。全然悪くない……のに! カフェ系福袋の中で注目度がそれほど高くないためか、簡単にゲットできたようだ。ラッキー\(^o^)/

サンマルクカフェ(1620円)

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入っていたもの:チョコクロ(5個)、ドリンク引換券(5枚)

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入手難易度:1 ☆★★★★
サプライズ度:1 ☆★★★★
満足度:3 ☆☆★★★

年末から福袋を販売していたサンマルクカフェ。中身はシンプル&定番のため「サプライズ度が高い」とは言い難いが、モトは十分に取れる。おまけに入手は超簡単。つまり、大事なところはきっちり押さえている。「派手さはないが、バスケットをよく知る陵南の植草」みたいな福袋。

スターバックス(6000円)

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入っていたもの:トートバッグ(大)、パイクプレイス® ロースト(250g)、ハウス ブレンド (250g)、ORIGAMI® PERSONAL DORIP COFEE 3cups、スタッキングマグセット、Demiutasse&Plate Set、ビバレッジカード 4枚(税抜610円までのドリンクが無料となるチケット付き)

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難易度:5 ☆☆☆☆☆
サプライズ度:1☆★★★★
満足度: 5 ☆☆☆☆☆

カフェ系福袋の王者・スターバックス。その特徴は何と言っても、ゲットするのがマジで大変ということだ。実際に購入した記者・K.Masamiによると……

「とにもかくにも人気のスターバックス福袋。入手にはかなりの困難を極めるが、そのぶん手に入ったときの喜びは大きい。正直なところ、内容については例年通りのためサプライズ度は低いものの、スタバの商品がこの価格で手に入るチャンスはなかなか無い。むしろ福袋を逃すと無い。そこで満足度はMAXの5点だ!」

……とのことである。

──以上!

ただ、上の評価は編集部の独断と偏見であり、好みは人それぞれ。福袋にかけられる労力も人それぞれだから、どのカフェ系福袋がベストなのかも、人それぞれだろう。

・来年の狙い目は?

そして来年は当然ながら福袋の中身が変わってくるだろうし、金額や予約システムの有無が変更になる可能性は十分にある。しかし、それでもあえて個人的ないち推しを挙げると、年々進化を続ける上島珈琲店だろうか、いや、カフェ・ド・クリエやコメダもいいな〜。

とにかく、今の時点で来年どうなるかははっきりとは分からないが、少なくとも今年の結果が1つの目安にはなるはず。というわけで、来年カフェ系の福袋を狙う人は、参考にしてみてくれ!

執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

こちらもどうぞ! →「2017年福袋特集

▼なお、全記事のまとめはこちらを参照してくれよな!
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