以前の記事で、肉をたらふく食べたいという欲求を本気で満たしてくれるお店、「神保町食肉センター 本店」についてお伝えした。ここはランチの時間帯に、45分間食べ放題を実施している。価格はなんと900円! 2014年4月の増税で50円アップしたが、それでも良心的価格である。
・深夜の歌舞伎町で朝採れレバーを堪能
その姉妹店である「卸) 新宿食肉センター 極」では、なんと23時から深夜2時まで45分間850円で食べ放題を行っているのだ。さすが眠らない街、新宿・歌舞伎町である。しかも嬉しいのは、神保町本店では人気すぎて味わうことができなかった、朝採りレバーを存分に味わうことができたぞッ!!
・店に着くまでが面倒くさい
お店は、新宿区役所交差点のすぐそばにある。ここは歌舞伎町でもかなり繁華な通り。しかも23時以降にならないと、食べ放題にありつくことができない。ちなみにお店の営業は18時からなのだが、早く行ってもオーダーできないから注意しよう。
さて、お店にたどり着くのも一苦労だ。というのも、夜のこの界隈は正直言って、いかがわしいとしか言いようがない。2013年9月から「客引き禁止条例」を施行したのだが、罰則がないためほとんど効力がないと言っても良いだろう。区役所通りを歩いていると、お店にたどり着くまでの間に、何人ものキャッチに声をかけられることになる。もっとアクセスの良い場所にお店があれば……。
・意外と行列は短い
何人ものキャッチをひたすら無視して、ようやくお店に到着。23時を過ぎたところで、店前には4人の行列。多少の行列は想像した通りだ。最初の45分間食べ放題の集団が終わるまで、待たなくてはならなかった。待っている間に列が延びるかと思ったのだが、私(記者)を最後にそのあとに続く人はいなかった。時間が遅すぎるため、終電のない人たちは家路につくのだろう。
・オーダーの仕組みは神保町本店と同じ
0時間近になった頃に、やっと店内に入って食べ放題に挑むことに。注文の仕組みは神保町本店と全く同じである。最初に、「モモ(塩) + ネックピートロ(味噌)」のAセット。「モモ(タレ) + ネックピートロ(味噌)」のBセット。そして看板メニューの「ハツ(塩) + レバー(塩)」のCセットのいずれかを選ぶ。おかわりをするときには、「Aセットください」とか「塩とハツください」と言った具合に注文することになる。
・おかわりの量がめちゃくちゃ多い
ご飯とスープ、オニオンサラダもおかわり可能。あとは45分に食えるだけの肉を食うだけである。私は品切れのため神保町本店で注文できなかったCセットをお願いした。食べ放題の醍醐味である朝採れレバーを堪能できる! と喜んだのだが、実物を見てちょっとだけガッカリした。というのも、1皿目の量が少なかったのである。1皿分の肉の量は、神保町本店の方が多いんじゃないの? と思ったのだが、それは間違いだった。
・ひたすら食うべし! 肉を食うべし!!
1皿目を平らげて、おかわりを注文したところ、1皿目の倍以上の量の肉が登場したのである! おい、さっきよりはるかに多いぞ!! 嬉しいじゃないかッ! とにかく食うしかない、ということでひたすら肉を焼き、肉を食い、そして肉を焼いて肉を食う。それだけを繰り返した。
・スマホで写真撮ってる場合じゃない!
夜の焼肉なので、ビールを1杯だけ飲んだがあとから後悔した。ビールはお腹が膨れてしまう。夏の暑い日のビールは最高にウマいのだが、ここで食べ放題に挑んでいるときは、ビールは控えた方が良いだろう。また、肉と一緒に食うご飯は最高にウマいのだが、ご飯も控えめにしよう。とにかく肉に集中、肉に集中し続けることだ。肉から目を離すと、すぐに焦げてしまうので、スマホで肉の写真なんか撮ってないで、食い続けることである。
・今回訪問した店舗の詳細
店名: 卸) 新宿食肉センター 極
住所: 東京都新宿区歌舞伎町2-10-5 1F
営業時間: 18:00~翌6:00
定休日: なし
Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnew24
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▼夜23時にお店に到着。神保町本店では速効でなくなる朝採れレバーが、歌舞伎町のお店ではゆっくり味わえる!
▼深夜のランチメニュー、2時まで45分980円はうれしいーッ!!
▼ご飯、スープ、オニオンサラダもおかわり自由。だが、これらをおかわりしてる場合じゃない
▼早速、ハツとレバーのCセットをオーダー。あれ? 神保町より量が少なくない?
▼と思ったら、おかわりは量が多い! 最初の倍以上あるぞ
▼新鮮なハツとレバーを存分に味わえるなんて、幸せや!
▼さらにおかわり。「モモ(塩) + ネックピートロ(味噌)」のAセットを注文。これまた量が多い! ちなみに先に味噌のものを頼むと、すぐに鉄板が汚れるので、あとの方がおすすめだ
▼こののぼりが目印