正直、罪を犯してしまいました……。誰が見たって「そりゃ罪深いよ」と言うであろうブツをトーストに塗って、一気に食べてしまいました……。しかも5種類! 罪深いヤツを5種類も……ぬわああぁ〜っ! なんてことをしてしまったんだぁーっ!! 

ということで今回ご紹介したいのは、もう写真さえ見てもらえたら一目瞭然のヤバい商品。ダイソーに1パック100円で売られていた「ヴェルデ」の『ディスペンパック』シリーズでございます。こちら、もう、本当に罪。大罪レベルの美味さです。

そのブツが売っていたのは、都内最大級のザ・ダイソーこと、アルカキット錦糸町店でございます。見た瞬間、「これは絶対ヤバいヤツ」と思いましたが、5種類ありましたので全部カゴに入れました。100円なら誰もが全部いっちゃうと思います。

後日、用意したのは2枚の食パン。しかも4等分にカットすることにより「カリカリ×16」が楽しめる罪深き必勝トースト『クォータートースト』状態にしてのヤキ入れです。出来上がったのは合計8枚のミニトースト、カリカリパワーは「×32」です。

そしておもむろに『ヴェルデ ディスペンパック』を並べてみると……これが実に悩ましい。どれから行こうか……どれから行くべきか……。迷いに迷って約3分後、ついにトップバッターが決まりました。あなただったら誰を選ぶ? 私の選択は……

イチゴ&バター風味クリーム……!!

最初は間違いなく行きたかった。手堅く……絶対に失敗しないヤツ……それが「イチゴ&バター風味クリーム」であると思ったのです……!! そして……


まずいわけなかろう。当然っ……。もう……完璧っ……!! よくコンビニとかで売っている「イチゴ&バターのコッペパン」みたいな、あれ! あれです。もう最高……!

が、私は次に進まなければならない。なにせ5種類もあるのだから。未来へ進まなければならない! となると2番手は必然的に……

ブルーベリー&バター風味クリーム……!!


何も語ることはない……。みなも、わかるだろう。容易に想像できるだろう。それだ。それっ……。確実にキメてきたブルーベリー&バター……当然ながら、最高だ。

難しいのは3番手。想像できる系のヤツにするか、それとも冒険、チャレンジするか……。ここで私が選んだのは、ある意味鉄板、『チョコ&ピーナッツ』である。

チョコだけでも美味い。ピーナッツだけでも美味い。そんなのは日本国民全員知っている。それなのに……あわせるっ……!! その2強を、あわせるっ……!! なんてことだ……

そんなの美味いに決まってるっ……。もしも事故的に日本の最高裁で「まずい」と判決が出たとしても、国際司法裁判所は「美味い」と判決……それが絶対神チョコピーだ。

当然……ヤバイ。味濃いめのピーに、あまぁ〜いチョコ……!! 愚問っ……! いまの時点での順位を決めるなら、圧倒的にチョコピーさんの勝利であるが、次に打席に立つのは「四番打者」。確実なるホームランが期待される4番バッターは……

はちみつバター……!

正式名称『はちみつオリゴ&バター風味クリーム』……!

おそらくのところ、文句なしであろう。満場一致であろう。1+1=2くらいの常識で「はちみつ+バター=うまい」ことは日本人……いいや、全人類周知の事実……!!

──当たり前にホームラン。なんならバントでホームラン。それもダイヤモンドを4周するくらいの場外……を飛び越え、海も越え、言うならば「国外ホームラン」といっても過言ではないくらいのホームラン。もう完全に爆勝(ばくしょう)。

しかし、あと1味、残っている……それが……

ブラック・アンド・ホワイト……。

なんなんだブラック・アンド・ホワイト。何を意味しているんだ黒と白。正直なところ、「今回の5選手の中で最も弱い」と思っていた。私の悪い癖だが、完全にナメていた。しかし……

\(^O^)/ うまい〜!! \(^O^)/

なんと言えば良いのだろう。ボクシングにたとえるなら、ナメきってノーガードでおちょくっていたら、マイク・タイソン級のハードパンチを顔面に2〜3発バコンバコンと食らったかのような……!!

とにかく、おそるべき「お菓子感」がそこにはあった。ブラック=濃厚チョコ、ホワイト=ホワイトチョコみたいな感じだった。それらが一気に口の中であわさって……頭、真っ白! 黒&白なのに脳内は真っ白!! おそるべきっ……なんだこれは……!!

──と、長くなってしまったが、結論としてはもれなくぜんぶ美味かった。罪深いほどに美味かった。

ちなみに「ヴェルデ」の『ディスペンパック』シリーズ、調べてみたらAmazonにも売ってたヨ〜! しかも「きなこ&黒糖」とか「抹茶&ミルク」とか、これまた罪深そうな商品まで発見してしまった。ヤバい、どうしよう……!!

参考リンク:Amazon「ヴェルデ」
Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.