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エレクトロ・ダンスミュージック界を代表するDaft Punkは、ステージでマスクやヘルメットを被り顔を見せないことでも知られるアーティストだ。彼らのステージパフォーマンスやPVは斬新かつ独創的で、今までにも数々の伝説を残してきた。

そんな、Daft PunkのライブやPV(プロモーションビデオ)は、実は「こんな作品の影響を受けていた」って比較した動画が、かなり興味深いので紹介してみたいと思う。

・Daft Punkの作品は、こんな映画の影響を受けていた!

Daft Punkの作品が、どんな作品の影響を受けていたのか比較した動画を制作したのは、動画共有サイトVimeoのユーザーCartoucheさんだ。その動画を見ると、2013年にリリースされたDaft Punkの代表曲『Lose Yourself to Dance』は、スティーヴン・スピルバーグ監督のSF映画『未知との遭遇』であることが一目瞭然!

動画の上側がDaft Punkで下側が影響を受けた作品になるのだが、同年にリリースされた『Get Lucky』は、これまたスピルバーグ監督のSF映画『A.I.』へのオマージュとなっている。

・Daft Punkは大のSF好き!?

そして、『銀河鉄道999』で知られる松本零士氏とコラボした『インターステラ5555』は、スタンリー・キューブリック監督作『2001年宇宙の旅』を彷彿とさせるシーンが満載!

Daft Punkは、2010年に公開されたSF映画『トロン:レガシー』でサウンドトラックの楽曲も手掛けているのだが、どうやら彼らは大のSF好きのようである。

・インスピレーションの多くはレトロなSF映画!

しかも、CGが炸裂した最近の作品ではなく、1960~80年代のレトロ感が漂うSFの名作がお好みの模様。2005年リリースのシングル『Technologic』は、サントラを担当した『トロン:レガシー』ではなく、1982年公開のオリジナル『トロン』へのトリビュートというこだわりようだ。

こうやって見ると、世界を代表する若手アーティストも、子供の頃に見た映画や聞き込んだ音楽の影響を多大に受けていることが、良~く分かって興味深いなと思ってしまった次第である。

参照元:Vimeo
執筆:Nekolas

▼動画の上側がDaft Punkで、下側が影響を受けた作品だ