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非常に大型の台風8号(ノグリー)が発達しながら、北上を続けている。2014年7月8日には沖縄に上陸すると見られ、10日頃には九州・四国地方にも上陸する可能性があるという。

台風の規模については、「10年に1度の規模」とも「過去最強クラス」とも言われており、沖縄では「台風等に関する特別警報」が発表される見込みだ。いずれにしても、十分に注意した方が良い。その台風の威力を物語る画像が宇宙から撮影されていた。その画像を見ると、台風の眼が非常にハッキリとしており、海外ネットユーザーでさえも戦慄しているのだ。これは用心だ。

・国際宇宙ステーションから撮影

画像を撮影したのは、現在国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士のリード・ワイズマン氏である。7月5日に投稿された画像には、次のようなコメントが添えられている。

「日本に近づいているノグリー。(ノグリーが)視界のほとんどを占めている。ワオ」(ワイズマン氏Twitterより引用)

・台風の眼がクッキリ

画像を見ると、ワイズマン氏の言葉にあるように、分厚い雲が地球の見えている範囲のほとんどを覆い尽くしているように見える。しかも台風の眼がかなりクッキリとしており、中心付近の風の速さ、勢力の強さを物語っているようである。

・気象情報に注意

このまま行くと、沖縄では特別警報が発表されることになるだろう。これは、警報の基準をはるかに超える大規模災害に対して、警戒を呼びかけるための対応だ。今後日本列島を縦断する可能性もあるので、気象情報をこまめにチェックすることをおすすめする。

参照元: Twitter @astro_reid
執筆: 佐藤英典