現在、日本を縦断中の大型台風・台風5号。2017年8月7日、台風が直撃した近畿地方では暴風、大雨などの警報が発令され「帰宅命令」が出る企業が続出した。気象庁の発表によると、8日11時現在、新潟県糸魚川市の北約50kmを北北東に進んでおり一度は日本列島を抜けた形。
だが、北陸から東北に再度上陸することも予想されており、今後も警戒が必要だ。日本列島を舐めるように被害をもたらしている台風5号。そんな台風を宇宙から見たら……これはアカン。人がどうにかできるレベルじゃない! 逃げろーーーーー!!
・各国宇宙飛行士が宇宙から撮影
そんなレアショットが確認できるのは、宇宙飛行士のTwitter。今回の台風5号「ノルー」の宇宙から見た姿を各国の宇宙飛行士がTwitterに投稿しているのである。
中でも、その脅威的な姿の全容が捉えられているのは、ロシアの宇宙飛行士セルゲイ・リャザンスキーさん(@Сергей Рязанский)が8月1日に投稿した1枚だ。
・神々のケーキ作り
まるで、地球上でメレンゲが混ぜ返されているように、大きな雲が渦巻くこのショット。地球というボウルの上でケーキでも作っているんだろうか? あまりに壮大な光景に神の意志さえ感じてしまう。
また、他の飛行士たちのショットでも、それぞれに宇宙、そして地球の壮大な息遣いを感じることができる。人知を超えた自然の脅威の前で、我々にできることは会社が休みになって喜ぶことくらいかもしれない。
なお、すでに各地で台風の影響による死者、けが人も出ているこの台風5号。その脅威は未だ侮れないものがあるので十分ご注意を。
参照元:Twitter @Сергей Рязанский、気象庁
執筆:中澤星児
▼ロシアの宇宙飛行士セルゲイ・リャザンスキーさんが撮った台風5号
Прямо сейчас этот #супертайфун по имени #Нору «гуляет» над Тихим океаном. // Super #Typhoon #Noru swirling in the Pacific Ocean. pic.twitter.com/SUPOnXCM6h
— Сергей Рязанский (@SergeyISS) August 1, 2017
▼アメリカの宇宙飛行士ランドルフ・ブレスニークさんも投稿
Super Typhoon #Noru, amazing the size of this weather phenomenon, you can almost sense its power from 250 miles above. pic.twitter.com/x4R0FZSfRn
— Randy Bresnik (@AstroKomrade) August 1, 2017
▼同じくアメリカの宇宙飛行士ジャック・フィッシャーさんの1枚
When Mother Nature gets to spinning, it can be an awesome but scary sight. Looks like super Typhoon #Noru is gaining momentum. #EarthShapes pic.twitter.com/hR8gyYlhEs
— Jack Fischer (@Astro2fish) August 1, 2017