瀬戸大橋でトラックを横倒させるほどの強風を伴う台風21号。NHKが2018年9月4日14時10分に報じるところによれば、現在台風は四国や中国地方、近畿、東海、それに北陸の一部を暴風域に巻き込みながら北上。局地的に猛烈な風や雨をもたらしているとのこと。

その台風の暴風域であり、4日16時の時点で暴風警報の出ている京都府南部に住む私の知人が、1枚の画像を送ってくれたので本記事で紹介したい。それを見ると、強風による恐怖感が ひしひしと伝わってくる……。

その画像は、引き戸の玄関扉にガムテープを貼り付けたもの。何でそんなことをしているのかというと、


「(ガラスが)風で割れたときにケガせんように」


──だという。というのも、強風が凄まじく、知人は玄関扉のガラス部分が破壊されるかもしれないという恐怖感を抱いているようだ。さらに、その知人は……


「避難したら良かった」

「心臓バクバク 冷や汗いっぱい状態」


──と語っており、台風による強風がどれだけ凄まじいかが窺い知れる。

・今後の進路

ちなみに、日本気象協会運営のWebサイト「tenki.jp」によれば、台風21号は本日14時ごろに兵庫県神戸市付近に再上陸。このあと北北東に進み、夕方には若狭湾に抜ける見込みとのこと。また同サイトは、「西日本を中心に東日本でも、暴風や高波、大雨に厳重な警戒が必要」としている。

とにかく、台風が直撃している地域や、今後 暴風域に入る地域にお住まいの方は、十分に注意していただきたい。

参考リンク:NHK、気象庁「気象警報・注意報」、tenki.jp
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.