アップル発表会で10月14日の発売が伝えられた「iPhone4S」。デザインはiPhone4と同じなのだが、中身がまったく異なる。CPUはiPad2と同じ、デュアルコア「A5」を搭載し、処理速度は2~7倍に変化している。ネットワークスピードは従来の最高速度の2倍の14.4Mbps、カメラには8メガピクセルセンサーを備えている。そのほかにも魅力的な新機能がいくつも用意されているのだが、なかでも目を引くのが「Siri」だ。
これは高機能な音声アシストで、たとえば明日の天気などを端末に尋ねると、音声認識したうえでユーザーの求める回答を示すのである。いわば、電子秘書とでも呼ぶべき機能だ。