「有形文化財」の記事まとめ

【泊まれる文化財】年内で営業終了する「学士会館」に泊まってきた / 1928年開業当時の華やかさが残る超ノスタルジックな空間 / そして衝撃のラスト…

東京都千代田区の「学士会館」といえば、東京大学の発祥地であり、日本野球の発祥地であり、旧七帝大(北大・東北大・東大・名大・京大・阪大・九大)の卒業者のみが入会を許される学士会の本拠地だ。

現在はレストランやホテルなどとして一般利用されていて、2020年には佐藤記者が人気ドラマの撮影場所となった201号室でステーキ丼を食べている。そんな学士会館が年内いっぱいで営業を終了するそうだ。

そこで今回は、1928年の開業当時の原型を今なお保つ “泊まれる有形文化財” こと学士会館に宿泊することに。閉館前に超ノスタルジックな雰囲気を味わい尽くしてきたので報告したい。

続きを全部読む

「峠 最後のサムライ」ゆかりの料亭でコーヒーが飲める! 赤じゅうたんが広がる和洋折衷の内装は幕末ファン必見

2022年6月17日より上映中の「峠 最後のサムライ」。幕末の戊辰戦争を題材にした「峠」という司馬遼太郎の小説を原作とした映画作品だ。この映画のロケ地にもなったのは、新潟県小千谷市(おぢやし)。

ここには、戊辰戦争で重要な役割を果たした長岡藩総督・河井継之助(かわいつぎのすけ)が新政府軍との会談後に昼食をとった老舗の料亭が現存している。

歴史上の人物が訪れた部屋が残っているだけでも驚きだけど……なんとこの料亭の中にはカフェも併設されていて、オシャレなスイーツやコーヒーも提供されているんだそう。

料亭でスイーツやコーヒーまで味わえるってどういうこと……? 気になったので、実際に行ってみた!

続きを全部読む

日中戦争より前からある有形文化財の廃旅館「臨仙閣」に行ってみた! 地下には未だにこんこんと湧き出す温泉も!!

来年で「平成」が終わる。そう考えると、私(中澤)が生まれた昭和57年はもはや遥か昔だ。「こんな時代もあったんだー」って、小学生が教科書見て思うレベル

そんな昭和のひと桁代に建てられた有形文化財の廃旅館が長野県渋温泉の「臨仙閣」である。建てられたのは昭和4年! なんと日中戦争より前だ。今回、そんな「臨仙閣」の中を特別に見せてもらうことができたためレポートしたい。

続きを全部読む

【4K画質映像】まるで絵巻の世界! 日本の美が詰まった目黒の有形文化財「百段階段」は絶対見ておくべし!!

突然だが、みなさんは東京都目黒区にある目黒雅叙園(めぐろがじょえん)をご存知だろうか? ここは1931年開業の日本国内初の総合結婚式場であり、現在では結婚式場の他にもホテルやレストランなどを有している。

そして目黒雅叙園を語る上で忘れてはならないのが「百段階段」! 2009年に東京都の有形文化財に指定された百段階段とは、著名な画家達が創り上げた7つの部屋とそれらをつなぐ99段の階段のことを指し、その美しさは見る者の心をつかんで離さないという。

続きを全部読む