今はどうか知らないが、昔は国語の教科書を読めない中学生は結構いた気がする。大阪の田舎で育った私(中澤)。中学生だった25年前は、まだ時代遅れのヤンキーがはびこっていて、学区の1番下の高校は名前を書ければ合格という噂だった。当時、ヤンキーにすらネタにされており、どんな人が入学するんだろうと思っていたが……
事実、高校まで漢字が読めなかったというのが海猫沢めろん先生だ。ちなみに、現在の職業は小説家。って、よくそこから小説家になったな!? 最下層から頂上まで這い上がっているではないか。一体何が起こったのか本人に聞いてみた。