皆さんが最初に触れたゲーム機は何だっただろうか? 45歳の私(佐藤)が最初に触れたのは、エポック社のカセットビジョン版の『与作』だったと思う。棒人間のようなキャラ(与作)が敵を避けながら木を切り倒すアクションゲームだ。幼馴染の家で小学生の頃に遊んだ記憶がある。家庭用ゲーム機がまだそれほど普及していない時代、ゲームセンターは本当に夢のような空間だった。
筐体を見るだけでもワクワクし、上手いとか下手とか関係なく、画面を見ているだけで胸がトキめいたものだ。そんな昔馴染みのゲーム筐体が手のひらサイズになって帰ってきた! わずか9センチしかないのに、ゲームをプレイできる!! これは欲しい、ということで実機を買ってみたところ、私は月日がもたらす残酷な現実に気付いた。それは……。