数え切れないほど多くの来場者を迎え、最高の盛り上がりを見せた世界最大のゲーム見本市『E3 2012』。現地時間6月7日、最終日を迎えたこのイベントには、大人気シリーズの最新作『アサシン クリードIII』や『DMC デビルメイクライ』などが集結しており、ネットメディアでもそのプレイレビューが連日公開されてきた。

しかし来場者のハートを熱くさせたのは、なにも有名タイトルの最新作ゲームだけではない。メディアではあまり報じられていない新スタイルのゲームも会場を大いに盛り上げていたのだ!

ということで、記者(私)がE3で見つけた「あまりメディアに出てきていないが、これはオモシロイ!」と思った超おススメゲーム3選をみなさんにご紹介したいと思う。

どれも今までになかった斬新なプレイスタイルを生み出しており、見ていると「早くやってみたい!」と願わずにはいられなくなってくるだろう。それでは、多くの来場者を驚かせた次世代型ゲーム3選を見ていこう。

【No.1】『NBA Baller Beats』
「なるほど! この発想はなかった!」。このゲームを見て、まず最初に頭に浮かんだ感想である。

Xbox「Kinect」のモーションセンサー機能を使って、バスケのドリブルでリズムを刻む。これほど斬新なゲームがあっただろうか。エクササイズゲームとリズムゲームを一体化させたかようなこの『NBA Baller Beats』は、多くの来場者に驚きを与え、それはもう大きな関心を集めていた。

シンプルながら、オモシロイ! そしていい運動にもなる! バスケの人気が高く、ダイエット志向も高いアメリカでは、きっとヒットするだろう。そんな予感がしてならない大期待の新作ゲームである。

【No.2】『4P VS Pac-Man』
このゲームは名前の通り、4人対戦型パックマンゲームである。ルールはいたってシンプルで、相手を食べたり、相手をゴーストにぶつけたりして、最後まで生き残れば勝ち。

内容は従来のパックマンとそれほど変わらないのだが、「4人で対戦する」という要素を加えるだけでパックマンが、驚くほど面白くなっているのだ! 

実はこのゲーム、以前からあったらしいのだが、記者はこのE3で初めてその存在を知った。また多くの来場者もこのゲームをE3で初めてプレイしたらしく、その緊迫感あふれる対戦プレイに大興奮していた!

ということで、「これからもっともっとヒットほしい!」という期待も込めて、みなさんにこの新型対戦ゲームをおススメしたいと思う。

【No.3】『ドラゴンボールZ for Kinect』
正直、このプレイブースを見た瞬間、鳥肌が立った。なぜならプレイヤーが、あの! あの夢にまで見た悟空と、ゲームを通して一体化しているからだ!

この『ドラゴンボールZ for Kinect』は、Xbox「Kinect」のモーションセンサー機能を使った格闘アクションゲームで、プレイヤーの動きに応じて、画面の中のキャラクターが動くようになっている。

子どもの頃何度もかめはめ波を練習した記者も、早速このゲームをプレイしてみたのだが、ヤバイ! これは下手したら、泣いてしまうくらいの胸アツゲームなのである。

だって自分が右パンチしたら、悟空も右パンチをして、自分がかめはめ波の構えをしたら、悟空もかめはめ波の構えをするのだから! 「まあ、そりゃそうだろ」と記者を冷やかな目で見ている方もいると思うが、これは実際にプレイしてみたら、誰でも目頭が熱くなってしまうくらいの夢のゲームなのである。

また、このゲームに入り込んでしまい夢中でプレイしていると、いつの間にか体を動かしまくっているので、かなりいい運動にもなる!

「これはアメリカだけではない。世界でヒットするゲームだ!」。そう記者はプレイ後、確信した。ということでみなさん、ぜひこの『ドラゴンボールZ for Kinect』の発売を楽しみにしていてほしい!

いかがだっただろうか? 「これはやってみたい!」というゲームはあっただろうか? 有名新作タイトルから新型スタイルのゲームまで、これほど多くの魅力的なゲームを集めるとは、さすが世界最大のゲーム見本市『E3』といったところである。

(文、写真、動画=田代大一朗

▼おススメゲーム3選のプレイ動画。ぜひ高画質にしてご覧下さい!
『ドラゴンボールZ for Kinect』のプレイ動画は2:52から始まります

▼大きな注目を集めていたバスケリズムゲーム『NBA Baller Beats』

▼バスケのドリブルでリズムを刻むとは、斬新!




▼バスケ人気が高いアメリカでは、きっとヒットするに違いない!





▼4人対戦型パックマン




▼内容はいたってシンプルだが、ついつい白熱してしまう!


▼記者一番おススメの胸アツゲーム『ドラゴンボールZ for Kinect』
多くの男性来場者が、このゲームに釘付けになっていた!

▼悟空になれるとは、嬉しすぎる!(泣)

▼しかし悟空になりきるには、そのぶん体も動かさなければいけない






▼悟空との一体感がハンパない!



▼そして子どもの頃に夢見てた「かめはめ波」も使えるのだ!
この構えで、かめはめ波のための気をためていく

▼たまったら、かめはめ波ーーッ!

▼こちらのプレイヤーの使用キャラはピッコロ

▼トリャッ!

▼使用キャラによって、気をためるポーズも違う。この構えは、もしや!!

▼魔貫光殺砲ーーッ! ヤバイ……嬉しすぎて泣けてきた……