ウクライナ東部で発生した、マレーシア航空機の撃墜事件を受け、アメリカをはじめとする欧米諸国はロシアへの圧力を強めている。ウクライナの親ロシア派が撃墜したのではないかという疑惑がもたれていると同時に、国際調査団に対して親ロシア派が妨害を続けているからだ。
ロシアは親ロシア派に対して協力させる責任があるとして、オバマ大統領はプーチン大統領とロシアを批判している。事件の真相はいまだ謎に包まれているのだが、米・露の二国間の緊張が思わぬところに飛び火したようだ。最近行われたアメリカのプロレス団体「WWE」の試合でロシア出身の選手のマネージャーが、マレーシア機撃墜をうかがわせる発言をして、炎上状態となっているのである。