「アルマゲドン」、それは魅惑的な言葉だ。とりあえずアルマゲドンと言っておけば何とかなりそうな気がしてくるから不思議だ。そのことを映画配給会社の「アルバトロス」は教えてくれる。世界のマイナー映画にアルマゲドンと邦題を付けて販売しているのが、何よりの証拠だ。
さて、今回紹介するアルマゲドンは、『アルマゲドン・オブ・ザ・デッド』(原題:Solid State)。実はこのシリーズで私(佐藤)がもっとも期待していた作品のひとつ。はたして隕石とゾンビは、どのような形で結びついているのだろうか?
「アルマゲドン」、それは魅惑的な言葉だ。とりあえずアルマゲドンと言っておけば何とかなりそうな気がしてくるから不思議だ。そのことを映画配給会社の「アルバトロス」は教えてくれる。世界のマイナー映画にアルマゲドンと邦題を付けて販売しているのが、何よりの証拠だ。
さて、今回紹介するアルマゲドンは、『アルマゲドン・オブ・ザ・デッド』(原題:Solid State)。実はこのシリーズで私(佐藤)がもっとも期待していた作品のひとつ。はたして隕石とゾンビは、どのような形で結びついているのだろうか?
『アルマゲドン』、この映画が公開されたのが1998年のことだ。それからすでに20年の月日が流れているのに、日本では邦題アルマゲドン作品はいまだに出続けている。
それら邦題作品がいかにアルマゲドンしているか、実際に観てみないことにはわからない。という訳で、私(佐藤)は作品を取り寄せて1つひとつ紹介することに挑んでみたいと思う。題して「アルマゲドン映画批評」。初回は2012年9月発売の「アルマゲドン2012 マーキュリー・クライシス」(原題:Collision Earth )である。
『アルマゲドン』といえば、SF映画に金字塔を打ち立てた不朽の名作である。テレビで何度も放送されているので、そう遠い昔の作品ではないように思うのだが、実は公開からすでに20年を経ている。
この映画の影響がいかに強かったか? そのことを意外なところで知ることができる。それは、マイナーSF映画の邦題だ。作品の影響が特に強かった公開後の数年だけでなく、なんといまだに『アルマゲドン』を想起させる、邦題のSF作品が登場している。20年も経ってるのに、まだ引っ張るか!?
映画ファンでなくても、一度はその名を耳にしたことのある『アルマゲドン』。地球に衝突の恐れのある小惑星を爆発させて軌道を変えるために、石油採掘員たちが派遣されるというお話だが、あのオレンジ色のジャンプスーツに身を包んだブルース・ウィリスがまぶしかった!
さて現実では、石油発掘員たちが宇宙に飛び立つことはないかもしれないが、地球に接近する小惑星を回避するために、あの手この手が考えられているようだ。その1つとして、ESA と NASA が手を組んで、天体に無人宇宙船を打ち込むミッションが行われるのだとか……!?
今月初め、小さな宇宙ゴミが国際宇宙ステーション(ISS)に危険なレベルまで接近するということを受け、ISSの乗組員は一時、脱出用宇宙船への緊急避難を検討しなければならなかった。中国の衛星破壊実験で生じたこの約15センチほどの宇宙ゴミは、結局ISSからわずか6キロメートルのところを通り過ぎていったが、この一件で宇宙科学コミュニティは、宇宙ゴミの危険さを思い知ることとなった。
しかし、2011年11月8日、なんと同じ様な現象が地球でも起きるというのだ。しかも今度は15センチの宇宙ゴミではなく、直径約400メートルもある巨大な小惑星だという。
未知の惑星が、地球に向けて押し寄せてくるSF映画「アルマゲドン」。すでに10年以上前に公開された作品なのだが、印象に残っている人も多いのではないだろうか。宇宙とは無縁のはずの石油採掘のスペシャリストたちが、惑星衝突回避のために活躍する物語である。映画はこれ1作で完結しているはずなのだが、似通ったタイトル作がいくつも出されているのだ。作品のジャケットを見ると、何度も地球に隕石が飛来しているような感覚に陥り、げんなりしてしまうのである。