「ばけたん」の記事まとめ
最初に言っておこう。私(中澤)は幽霊を信じている。これまで心霊スポットを避けてきたし、よしんばそういう場所に行ったとしたら「絶対してはいけない」的なルールは何が何でも守るタイプだ。で、ネットで「絶対に途中で引き返してはいけない」と言われているのが福井県の雄島橋(おしまばし)である。
前述の通り、霊を信じている私は絶対に雄島橋で引き返したくない。でも、「引き返す」とひとことで言われましても、どこからが引き返したことになるんスか。分からないと気づかないうちに引き返した判定をくらう可能性がある。そこでギリギリのラインを検証することにした。
再び新型コロナウイルスの感染が拡大する最中、東京・新大久保のマスク販売事情を確かめたところ、第1波の頃と比べて使い捨てマスクを販売しているお店は少なくなっていた。以前は1箱(50枚入り)3000円くらいで販売していたのだが、現在(2020年11月)は1箱税別500円以下まで価格が下落している。JR中野駅周辺では1箱税別290円というお店まであった。
マスク価格について調べていたところ、浅草橋ではさらに安い価格でマスクを販売していることがわかった。実際に販売しているお店に行ってみると……。安っ! これは都内でもトップクラスに安いのでは!?
その昔……といっても数年前の話だが、お化けを探知できる「ばけたん」というオモチャがあった。チロルチョコ程度の大きさで、かたちは勾玉(まがたま)、ヒモを付けたら可愛らしいストラップにもなる。でも、うたい文句は「お化け探知機」だ。
見た目も価格も、完全にオモチャ。いわゆる “おもしろグッズ” 的な扱いなのだが、私(羽鳥)は今から8年ほど前、このばけたんを用いて、背筋がゾッとするような体験をした。そして「これはオモチャではない……ガチだ!!」と強く確信したのだ。