ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしている、ケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。


今日も夕食にポテトを食べようと思い、あるレストランへ行ってきた。


店の名前は「Pork Site Restaurant」。


ここはポテトだけではなく、いろいろな料理を出しているレストランである。



僕はいつものようにポテトを注文した。


すると店員さんから、


「10分くらい待ってね」


と言われた。


わかった。10分なら待とう。


ところが、10分経ってもポテトは出てこない。


結局、僕が待った時間は20分ほどだった。


なぜこんなに時間がかかったのかというと、この日はポテトを注文しているお客さんが多かったうえに、料理を作っているシェフが1人しかいなかったからだ。


まあ、それなら仕方がない。


僕はおとなしく待つことにした。


その間、僕が気になっていたのはポテトではなく、豚肉だった。


シェフが豚肉を料理しているところが見えたのだが、これが実においしそうなのである。


焼いている豚肉から、とてもいい匂いがしていた。


「ポテトじゃなくて、豚肉もいいな……」


そんなことを思いながら待っていた。



そして、もうひとつ気になったものがあった。



レストランの入口に、体格のいい男性が立っていたのである。


しかも、かなり真剣な表情をしている。


「あの人は誰?」


僕が店員さんに聞いてみると、


「あの人は、この店の警備員だよ」


とのこと。


なるほど。レストランの入口を守っている警備員だったのか。


しかし、なぜレストランに警備員が必要なのだろう?


店員さんによると、もし食事をしたお客さんがお金を払わずに逃げようとした場合、この警備員が対応するのだという。


場合によっては、逃げようとする人を取り押さえることもあるそうだ。


だから、あんなに真剣な顔をして入口に立っていたのである。


そんな話を聞いているうちに、ようやく僕のポテトが完成した。


値段は120ケニアシリング(約140円)。


僕はポテトを受け取り、車の中で食べることにした。




ところが、ここで店員さんから残念なお知らせが。


「うちにはトマトソースがないんだ。必要なら途中で買ってね」


なんと。


ポテトなのに、トマトソースがない。


仕方なく、そのまま食べてみた。



うーん……。


今回のポテトは、それほどおいしいとは思わなかった。


20分待っただけに少し残念だったが、豚肉はとてもおいしそうだったし、入口を守る警備員のことも知ることができた。


次にこの店へ来ることがあったら、ポテトではなく、あの豚肉を注文してみようかな。


それでは、また次回。


クワヘリ!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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