先日、ドンキで買い物していたら面白そうなプライベートブランド(情熱価格)商品が目に入った。視線の先にあったのはイヤークリーナーで、なんと2種類も世に放たれていたのだ。

1つはスマホで耳の中を見ながら掃除できるスマホ連動イヤークリーナー(3278円)、そしてもう1つは振動と吸引を使って掃除するイヤークリーナー(1408円)。自分の耳の中を覗けるのも気になるが、楽に耳掃除できそうな後者を試してみるとしよう!

・良心的なセット内容

ということで、振動と吸引を使って掃除するイヤークリーナーを購入。箱の中には……


イヤークリーナー本体、ノズル2つ、掃除ブラシ、そして単4の乾電池、取扱説明書(保証書)が入っていた。


専用のケースつきなことに加え、電池が最初からついているのは良心的でありがたい。さっそく使ってみたいところだが、その前にどうしても気になって仕方がないことがあって……


驚くほど頑固な耳垢まで取れる……何なら耳掃除した後の耳でも取れるとある強気な姿勢だ。長いこと綿棒一筋で耳掃除をやってきた身からすると、トンデモない耳の主が釣れてしまうかもと期待しかない!!



・いざ耳掃除

さて、それでは耳掃除開始。イヤークリーナーを使うにあたりやることは電池、それからノズルを本体にセットするだけと何も難しいことはない。

ちなみにノズルのヘッド部分は弾性素材を使用していて耳を痛めにくいよう配慮されている。また、人の耳穴から鼓膜までの平均的な距離(約2.5センチ)で計算されたストッパーもついていて、安心して使えるようになっていた。

前回、耳掃除したのは1週間ほど前。振動しながら吸引するマシンの実力はいかに。

スイッチを入れたら「ぶいぃーーん!!」というわりとデカい音がする。そんな物体を耳に入れるのはちと怖い感じもするが……うわぁ!


耳内を軽くひっかくように往復させること数分、取り出してみると……ノズルの先端にはちゃんと耳垢が! 思ったよりも取れていなかったものの、耳の中でちょいちょいと動かしただけでコレはテンション上がった。

まぁこのへんの耳垢量は耳掃除していなかった期間など個人差もあるだろう。今回、中のフィルターまで汚れていなかったし、次は頑張って(?)耳垢を溜めて掃除してみたい。



・過度な期待はしないこと

てなワケで、パッケージに書いてあるほどではなかったけど楽に耳垢が取れたドンキのイヤークリーナー。1408円と値段も値段だし、もし興味があるなら期待しすぎずに使うのがいいだろう。

あとは根本的な耳かきの好みも重要か。同商品はうるさいところもあるし、耳掃除に心身の気持ちよさを求める人には向いていないかもしれない。

参考リンク:情熱価格「イヤークリーナー」
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼安心設計なのはありがたい