窓掃除専用の「両面ガラスクリーナー」とやらをAmazonで発見した。なんでも磁石で窓ガラスを両サイドから挟み、外側・内側を同時に拭くことができる優れモノだという。ロボットタイプだと数万円するが、手動タイプが3770円で売っていたので買ってみることにした。

商品ページ曰く、使用方法は「横から拭いて、横に拭いてから横に拭きます」らしい。少し難解な表現だが、つまり横から拭いて横に拭いて横に拭くということだろう。とりあえず商品が届いたので、実際に使ってみることにした。

・Amazon評価1.7のガラスクリーナー

手動両面ガラスクリーナーの評価は1.7。レビューには「汚れが取れない」という掃除グッズとして致命的なコメントが書かれていた。横から拭いて横に拭いて横に拭いても汚れは取れなかったのだろうか。ともかく中身を確認してみると……

一応プチプチに包まれていたものの外箱はボロボロ。「中国の市場で買ってきました」と言われても余裕で納得できる雰囲気を漂わせていた。白黒のパッケージに「WINDOW CLEANER」という、これ以上ないほどシンプルなタイトル……正直に言うと安っぽい。

箱の中身は、両面ガラスクリーナー本体・交換用パッド・交換用水切りワイパーといった感じ。もっと複雑なマシーンを想像していたが全然そんなことはない。マグネット(清掃パッド付き)でガラスを挟んで上下させたら、勝手に両面がキレイになるというだけの話だ。

ちなみに片方(外側用)のクリーナーには落下防止用のヒモが付いていて、上層階でも安心して使用できる仕組みとなっている。窓掃除は安全第一、たとえ使えなくても落下だけは防ぎたい。

まあ、鬼のようにマグネットが強力なので落ちることはなさそうだ。1度くっついてしまうとなかなか離れない……なんなら評価を下げたくなるほどの強さ。とはいえ、分厚い窓ガラスに挟むならこれくらいのパワーが必要なのかも。


・使ってみた

せっかくなので会社の窓ガラスをピカピカにすることにした。ヒモの付いている方を外側にして挟み込む。

ガチッと固定された。


それでは、横から拭いて横に拭いてから横に拭いてみる。


グググ……



やはりだいぶ……ググ……



マグネットが……ググ……強力……


クソダリィィィイイイイイイイイイイイ!


……普通に拭いた方が100倍楽だということが分かった。マグネットが強力すぎて動きが悪いのだ。水切り用のワイパーがすぐに取れるほど挟む力が強い。おそらくこのまま頑張っても、ガラス1枚を拭き上げるのに1時間以上かかるだろう。やってられるか。

「汚れが取れない」とコメントをした方は、おそらく死ぬほど頑張って窓を拭いたのに汚れが取れなかったのだと思う。キレたくなる気持ちも分かる。

同商品はオススメできないが、こういう系のシンプルな仕組みのものは高額でもロボットタイプを選ぶといいかも。両面ガラスクリーナーに興味を持った人は……いや、いないと思うが、もしいたらチェックしてみてはどうだろうか。


参考リンク:Amazon「両面ガラスクリーナー」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.