昨年末から怒涛の勢いで駆け抜けた福袋企画。終わった、ついに終わった。なんとか無事に担当分を終えたのでドライブへ出かけたところ……たまたま立ち寄ったコンビニで福袋を発見。呪いかよ。全然終わらせてくれねぇぇえええ!

そのコンビニとは “群馬の謎コンビニ” こと「さくらみくら」。すき家やなか卯などを手がけるゼンショーの新しいコンビニである。コンビニには珍しく福袋コーナーが設置されているようだ。価格は1袋1080円。

ただ「なくなり次第終了」とアナウンスされているものの……全然減っていない様子。「頼むから誰か買って」的な空気だったため、1袋購入することにした。見知らぬ福袋を見つけたら絶対に買いなさいと上司から言われているので。

・さくらみくらの福袋

聞けば、福袋は昨年末から販売していたらしい……マジで全然売れてねえじゃねえか。いや、もしかしたらサービス精神が旺盛すぎるあまり「なくなり次第終了」とは言いつつも、1袋売れるたびに1袋補充をしているのかも。


そんなことを考えながら、店内のイートインコーナーで開封してみることにした。中に入っていたのは……

・みくら食堂お試しクーポン1000円分
・TULLY’S COFFEE ドリップコーヒーアソート3袋
・S&B スパ×ベジ 1 ⁄ 2日分の野菜
・ハッピーポケット スクエアメイト(チーズ味)
・でん六 ピーナッツチョコ

※1000円クーポン以外は異なる可能性があります。


・主役が弱い

主役はクーポンだろう。1000円分(100円券が10枚)のクーポンが入っている時点で、一応損をしないことが確定した。みくら食堂は “24時間できたて” の手作り弁当が食べられる食堂。人気ナンバー1メニューは「唐揚げ丼」である。ただ、この主役は弱い

なぜなら「メイン商品1品につき、1枚(100円)使用可能」というルールが設けられているから。そこはケチらず「何枚でもOK」にしてほしいところ。

また、残念なことに「ホットスナック・ドリンク」も除外らしい。コーヒーが買えたら激アツだったぞ。

なお、使用期限は2024年3月31日まで……うーむ、1人や2人では使い切るのは難しいかも。地元の大家族もしくは学生軍団ならイケるか。ビミョーに惜しいというのが正直な感想だ。


・脇役たち

そして残りはどう考えてもテキトーに選出されたメンバーたち。見たことあるような・ないようなコンビニ商品が招集されている。それぞれは良い商品なのかもしれないが、こうやって集まっていると安売りコーナーみたいな雰囲気になる。

とはいえ、どれも200円前後の商品らしい。一応、損をしないのが救いか。

コンビニのクーポン付き福袋はそれなりに需要があるだろう。ルールがもう少し緩ければ爆売れしていたに違いない。それと店内で販売している群馬関連グッズも入っていたら完璧だった。というわけで、来年に期待します! それでは!


執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.