私(あひるねこ)の人生は昨年12月をもって一旦終わっていたと言っても過言ではない。松屋が誇る不世出の至宝「ごろチキ」の終売はそれだけ辛く、そして陰惨な事件だった。が、しかし……。諸君、ついにこの日がやって来たぞ。


松屋の「ごろチキ」が復活ッ! 松屋の「ごろチキ」が復活ッ!! 松屋の「ごろチキ」が復活ッ! 松屋の「ごろチキ」が復活ッ!! 松屋の「ごろチキ」が復活ッ! 松屋の「ごろチキ」が復活ッ!!


そう、すでにお伝えした通り「ごろチキ神」こと『ごろごろ煮込みチキンカレー』が2023年7月18日、奇跡の復活を果たしたのである。もう絶望なんてしなくたっていい。今、俺たちは太陽と一緒に戦っている。

・松屋の「ごろチキ」が復活

一度はレギュラーメニューの座まで上り詰めた「ごろチキ」。終売と聞いた時はこの世のすべてを恨んだものだが、まさかここへ来て復活するとは夢にも思わなかった。こんな幸せがあっていいのだろうか?


かなり唐突なアナウンスだったため、まだ心の準備ができていないというのが正直なところなのだが、あれだけ渇望した神のレザレクション(復活)だ。くれぐれも粗相があってはいけない。我が人生最高のロケーションでお迎えしなければ。


というワケで……





沖縄の松屋に来てみた。



・海を越えて

編集部がある東京・新宿から飛行機とレンタカーを駆使して約2時間半……。なかなかの旅路であったが、「ごろチキ神」のためとあればお安い御用である。


ではさっそく神を購入して……


最寄りのビーチへ。

・絶好の「ごろチキ」日和

絵に描いたような青空と、白い雲。まさに沖縄だ。天も「ごろチキ」の復活を祝福してくれているに違いない。

途中、車の中で容器が倒れるという打ち首レベルのトラブルに見舞われたものの、「ごろチキ」はカレーとは思えぬ広い心でこれを許してくれた。相変わらずデケぇ……。

わざわざ東京から沖縄まで来て「ごろチキ」を食べる人間がどれだけいるのかは分からないが、約7カ月ぶりとなる神との再会に私の涙腺は決壊寸前。一体どれだけこの日を待ちわびたことか。

さあ「ごろチキ」よ、孤独という名のほこりにまみれた私の心を、どうかそのスパイスで洗い流してくれ。


寄せては返す……


波のように。



・超えてきた

エメラルドグリーンの海と白い砂浜を眺めながら食べる「ごろチキ」は、同じ「ごろチキ」は「ごろチキ」でも、まったく異なる表情を私に見せてくれた。

ギアがもう一段階上がっているとしか言いようがないほどの味の強度、有無を言わさぬ圧、高潔な生き様、圧倒的存在感。いくら言葉を尽くしても足りぬが……


一言で表すなら……


超灼熱(ゲキアチ)ぃ──。


・ありがとう

我が生涯、最強最高の「ごろチキ」体験であることはまず間違いないだろう。生まれて初めて来た沖縄での最初の食事が、まさか「ごろチキ」になるとは私も思わなかったが、すべては愛。「ごろチキ」への愛ゆえなのである。

すにでお伝えした通り、今回の「ごろチキ」は80万食限定となっている。つまり、必ず終わりが来るということだ。後悔しないためにも各自、全身全霊全力をもって「ごろチキ」と向き合っていただきたい。以上、沖縄の海から私、あひるねこがお伝えした。

参考リンク:松屋Googleマップ
執筆:ごろチキ信者・あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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