ピーナッツ! 金曜の朝に更新されがち。でおなじみ「週刊デアゴスヌーピー」のお時間だ。さあ、今日を乗り切れば週末だぞ~~とか言ってる場合じゃねえ! 前号でもお伝えしたように、今週は激ヤバイ予感しかしないのである。
そう、最近のデアゴスティーニ軍曹はぶっちゃけかなり手を抜いていた。やっても やらなくても給料が同じなら、別にやらねくてもよくね? という不真面目大学生のバイトみたいなノリで軍曹を務めていたのだ。ナメとんかお前。
ところが何かをきっかけにデアッと改心したようで、久々に本気を出してきそうな気配がビンビン漂っているぞ。気を付けろ!
・第63号の中身
というワケで、細心の注意を払いながら中身を確認していきたい。まず最初に出てきたのは奥壁。何だよ壁かよと思いつつ、謎の緑のラインが描かれているのが気になるところ。
続いて蝶と触角。
右壁のジョイント(底側)が2個とネジ。
地面。そして……
ここで我らがスーパースター犬、スヌーピーのフィギュアの登場だ! よーし待ってた! いつもより少し大きめなサイズで可愛いぞー!!
が!
この直後、私は見てはいけないものを見てしまった……ような気がする。いやいや、一旦落ち着こう。気のせいかもしれないからな。もう一度冷静に冷静に……そーっとそーっと……
うわーーーーー!!
わーーーーーー!
あわわわわ……!
草パウダァァァァアアア!!!
・終了
つ、ついにこの時がやって来てしまった。最後の登場から約半年。長い沈黙を破ってあの緑の悪魔がよみがえったのだ。マジかよ、袋パンッパンに入っとるやん……! ぐっすり寝たからか、無駄に気合いたっぷりの様子である。
・作業スタート
軽く白目をむきつつ、それでは組み立てに入っていこう。まずは蝶に触角を差し込む。この時、触角の向きに気を付ける。
次に蝶を奥壁の穴に接着剤で固定。壁に描かれていた緑のラインは、飛んでいる蝶の軌跡だったらしい。
ここで以前作った「秋のシーン -凧(たこ)あげ」のボックスを用意し、その反対側に奥壁を組み合わせる。そして……
さあ、ここからが本番だ。まず草パウダーを小皿などに約4分の1の量を目安に出す。
続いて小さじ1杯程度の木工用ボンドに、同じ量の水と中性洗剤を数滴入れ、よく混ぜ合わせる。うわぁ、久しぶりだなこれ作るの。だっる。
混ぜたら地面の全面に筆を使って塗り……
パウダーを指先でほぐしながら均一にまく。
できたら30分ほど放置し、ボンドが少し乾いたら指先でパウダーを軽く押さえつける。で……
そこからまた半日放置。
壺職人か私は。土器を焼いてるじゃねーんだぞ。どういう待機時間なんだよ。当然そんなに待っていられないので、その間に別の作業を進めておきたい。前号に入っていた右壁の下側にジョイントを組み合わせ……
ネジを締めて固定する。
それを今まで作った犬小屋に取り付け……
こちらもネジで固定する。
──終了である。さて、半日くらい経っただろうか? 画像の撮影日時を確認した結果、ここまでかかった時間は……4分。いや全然経ってねェェェェエエエエ! 仕方がないのでこの日は作業を中断。そして……
翌日。
ボンドが完全に乾いたら余分なパウダーを軽く払い、穴をふさいでいるパウダーをピンセットで取り除く。
地面を奥壁に組み合わせ……
スヌーピーを取り付けたら……
完成である!
・長げーよ
半年ぶりに思い出したが、草パウダーは作業自体の難易度よりも、待機時間がマジで鬱陶しい。そのままの状態で放置しておく必要がある上に、ジュニアが触ったら詰むという緊張感までセットときた。で、このパウダーの掃除がまた大変なのだ。いろんな物にペタペタくっつくしさぁ……。
よって第63号を一言で表すとしたら「草」。まさに草に尽きるだろう。草すぎてもはや草しか生えない。ああ、草だった──。完全覚醒したデアゴスティーニ軍曹による今後の指導に怯えつつ、次号に続きます。それではまた来週。ピーナッツ!
参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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#週刊デアゴスヌーピー 第63号を一言で表すなら草。草すぎて草しか生えねぇ…。 #続きは記事で pic.twitter.com/iJaKZPcQ57
— あひるねこ@ロケットニュース24 (@ahirunekoindie) March 31, 2022
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