スターバックスやタリーズドトールなど多数の福袋強者が立ちはだかるコーヒー業界。筆者が購入したのはサンマルクホールディングスが運営する本格サイフォンコーヒーが楽しめるお店、『倉式珈琲店』の福袋だ。

2022年の福袋は、100周年を迎えたHARIOとのコラボとのこと。HARIOと言えば珈琲好きにはお馴染み、シックでデザイン性の高いアイテムを作る耐熱ガラスメーカー。これは期待が高まるぞ……!

・倉式珈琲2022福袋(税込3600円)の中身

・倉式珈琲×HARIO オリジナルトート
・2022福袋限定!新春ブレンド 200g(豆のまま)
・V60 透過ドリッパー 01(1〜2杯用)
・V60用 ペーパーフィルター 01 100枚入り
・フタ付き保温マグ
・キャニスター
・宝くじ

以上豪華7点だ。

スターバックスやタリーズの福袋にはほぼ購入価格と同等分のドリンクチケットが入っていることを思えば、少し物足りないと考える人もいるかもしれない。

しかし「ちょっと待て」と筆者は言いたい。ザっと計算してみた限りでは合計5000円程度の商品が入っており、初めて自宅でコーヒーを淹れるのに必要なものがケトルを除いてすべて手に入る。しかもすべて質の良いHARIO商品。

そう思って見ると悪くない、悪くないぞ倉式珈琲店。むしろ結構いい感じだ。

唯一残念に感じたのは、コーヒー豆とバッグを除いてはすべてHARIOで製造している市販品のため、特別感がないということだろうか。とは言えこの先のコーヒーライフの中で末永く使うことを思えば、一番大切なのは品質。オリジナリティは大きな問題ではないのかもしれない。


既に予約の受付は終了しているため、手に入れる場合は店舗またはオンラインストアの在庫を購入することになる。在庫残り僅かということなので、気になる方は早めに買いに行く方が吉であろう。

ちなみにコーヒー豆は豆のままの販売とのことだったが、筆者は実店舗で購入したため、店舗でペーパーフィルター用に挽いていただくことができた。店舗によって対応が違うかもしれないが、ミルをお持ちでない方は相談してみると良いかもしれない。

参考リンク:倉式珈琲店オンラインストア
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

フタ付き保温マグ。白い真空ステンレスマグに小さくHARIOのロゴが入っていてスタイリッシュでカッコいい。ポットでドリップしたものを注ぐのはもちろん、ドリッパーを置いて直接ドリップすることもできるぞ。

円すい形の透過ドリッパー&ペーパーフィルター。珈琲粉に注いだお湯が頂点に向かって流れるので、豆の旨味をしっかりと抽出できるのだそうだ。1~2人分のコーヒーを淹れるのに使える。


キャニスター。コーヒー豆の鮮度を保つことができる密閉容器。ドライフルーツなどの保管にも便利なアイテムだ。

2022福袋限定 新春ブレンドは、エチオピアの芳醇でフルーティーな香りと、マンデリンの滑らかなコクが特徴。

トートバッグは中にフィルムが貼られているため、使い勝手が良さそう。筆者はお弁当と水筒を入れるのに使おうかと思っている。

宝くじの結果発表は1月中旬予定。

景品は透過ドリッパー02(1~4杯用)、ペーパーフィルター02(40枚入り)、温度で色が変わるサーモカラーサーバーの3点セット。福袋の内容と若干のダブりを感じるが、楽しみに結果発表を待つとしよう。