毎年毎年、スターバックス福袋の中身が話題になるが、正直、フラペチーノとかを飲む女子を強く意識したモノであることは否めない。

一方、創業1920年を誇るコーヒー界の重鎮「キーコーヒー」の福袋はというと、日常的に「コーヒー」を飲みまくっているコーヒー好きに向けた “ガチのコーヒー福袋” として知られている。もちろん お得なのは言うまでもない。

ということで今回はキーコーヒーの「コーヒーお楽しみ箱(3240円)」を大公開だ!

・キーコーヒー『コーヒーお楽しみ箱(3240円)』の中身

・SINCE1920 BLEND No.100(200g / 粉)
・トアルコ トラジャ(90g / 粉)
・トラジャブレンド(200g / 粉)
・プレミアムステージ キリマンジャロブレンド(200g / 粉)
・氷温熟成珈琲 マンデリンブレンド(90g / 粉)
・濃厚で甘いカラメルのような香りのブレンド コロンビアフレンド(160g / 粉)

※福袋なので中身が違う可能性もあります

いやあ、すがすがしいほどまでにコーヒーに終始した福袋だ。グッズ? あるわけないでしょうそんなもん。

でもそれでいいんだ。いや、それ “が” いいんだ。コーヒー好きがコーヒー系の福袋に求めるものといえば「コーヒー豆」それのみである。ちなみに5182円相当が入って、このお値段(3240円)だ。

では、それぞれ軽く触れていくと……

「SINCE1920 BLEND No.100(VP)」は、創業100周年を記念して誕生した商品。パッケージによると “優しい苦みで凛(りん)と香る” ですって。

「トアルコ トラジャ」は、 キーコーヒーが40年以上にわたってその品質を極めた看板的ブレンド。フルーティーな酸味を強く感じられるのが特徴。

「トラジャブレンド」は前述のトアルコ トラジャをベースにした、豊かな香りとやわらかな甘みが感じられる味わいとのこと。

「プレミアムステージ キリマンジャロブレンド」は、キリマンジャロの良質な酸味とコクを活かした口当りの良いスッキリとした味わいだそうだ。

「氷温熟成珈琲 マンデリンブレンド」はマンデリンのスパイシーな香り、蜂蜜のような甘い余韻が長く続く味わい。

「濃厚で甘いカラメルのような香りのブレンド コロンビアフレンド」は読んで字のごとくでしょうね。ちなみに特別な製法(アロマフラッシュ)で挽きたての香りが封じ込められているらしく、封を開けるときにコーヒーの香りが「プシュッ」と弾けるそうだ!

う~む、どれもワンランク上のコーヒー豆って感じで、飲み比べするのが楽しそうだ! 贈り物とかにしても良さそう。


 

・高価格帯も人気

ちなみに今年のキーコーヒーの福袋は他にも「5400円」「1万800円」「2万1600円」のラインナップがある。わたしが例年見ている限り、まっさきに売れるのは5000円台の福袋。実は筆者も買い損ねた。

1万円台・2万円台の高価格帯のものもコーヒー好きから人気なのか、意外と完売が早い。5000円以上の福袋になるとオリジナルトートバッグがついてくるが、それをのぞけば基本的に「コーヒー豆だけ」で構成していることには変わりないようだ(当然、豆の種類や量は増える)。

もし奇跡的に売れ残っているのを見かけたら、即ゲットしておいた方がいいぞ!

参考リンク:キーコーヒー 2022年 コーヒー豆福袋
執筆:ショーン
Photo:RocketNews24.