毎年恒例、ロケットニュースの福袋特集

正月返上で福袋を開封しまくっているのだが、中身を開封してそこで終わり……ではない。物はそこに残るからだ。

スピード命の福袋ラッシュの最中では、なかなか1アイテムずつ紹介できず、実際に物を使うのは、福袋記事が終わったあと……。

ということで、年が明けて4ヶ月が過ぎ、使ってみてマジで良かった福袋の商品ベスト3を紹介したい。4ヶ月経っても愛用しているってことはガチのおすすめ品ってことである。

【3位 スナイデルホームのパジャマ】


毎年、ネグリジェタイプだったスナイデルの福袋が今年はパジャマ+カーディガンに。セットでフワフワのカーディガンもついてるので、真夏以外は使える仕様。


寝るときの服なんて、ユニクロのTシャツとスウェットで十分だと思っていたのだが、パジャマはマジで快適である。かわいい上に肌触りもよくて、ゆったりしてて寝るときにぜんぜんストレスがない。こりゃ毎年人気にもなるよなあ。

あまりにも気に入って、系列ブランドのジェラピケのパジャマなどを自分でも積極的に買うようになった。アラフォーでもスナイデルホームとかジェラピケのパジャマ全然あり。なんなら寝るときの服が一番かわいい。


【2位 HARIO ペガサスドリッパー】


耐熱ガラスメーカー、HARIOの福袋から。ここの福袋に入っていたものは、耐熱ガラスのボウルなど全部ヘビーユースしているのだが、中でも「おおっ」と思ったのが、コーヒードリッパーの「ペガサスドリッパー」。

私はお湯を一定の細さを保って注ぐのが苦手で、自宅でコーヒーを淹れると味が安定しないのが悩みだったのだが……。

ペガサスドリッパーは初心者でも上手にコーヒーを入れられる……というウリ文句で、これでコーヒーを入れると、たしかに味が一定になる。

このドリッパーだとお湯が落ちる速度が一定になるからだと思う。これで自宅でコーヒーを淹れるのが怖くなくなった。

福袋に入っていたのが2〜4人用のサイズだったので、1〜2人用の小さいサイズを買い足そうと思っている。1つ400円くらいで安いし。


【1位 日本橋木屋のヒノキまな板】


職人も愛用する包丁目当てで買った「日本橋木屋」の福袋だったが、実は一番愛用しているのは、木曽ヒノキのまな板。ちょっと高いから絶対買わない上に、めっちゃ地味な商品なのだが、これが革命的によかった。


今まで手入れのしやすさからプラスチックのまな板を使っていたのだが、ヒノキのまな板はマジでレベルが違ったのである。


まず最初、使い始めのヒノキの香りがすごく良い。さらに、使用感も最高。食材を切るのに大事なのは包丁でしょ……と思っていたが、まな板でここまで違うとは。

木が余計な水分を吸うので食材がまな板の上で滑ることがなく、野菜の千切りや薄切りがめちゃくちゃしやすいのである。

野菜を切るときのストレスがないどころか、包丁の刃が当たったときの感じも気持ちいいし、適度な重さがあるので切るときの安定感もある。


匂い・カビ防止のために使う前に水で濡らして拭く。使ったあとしっかり洗って、ふきんで水を拭いて、干す……という手間さえも気分がしゃきっとして好きだ。

木屋以外ならヒノキのまな板は安価で買えるので、不器用な人にこそ勧めたい。


・他の記者たちの愛用も知りたい

自分ではお金を出してなかなか買わないものが入っているのが福袋の面白さ。企業側も、地味でもおすすめできるような商品をちゃんと入れてることが多い。

最初は「なんだこれ……」と思っていたのに、使っているうちに手放せなくなっていくから不思議だ。キッチン用品系の福袋はハズレの無さという点で安定感があるなと思った。

今回は日用品系を紹介したが、今度は食品系の福袋で美味しくてリピート買いしたものを紹介したいと思う。


執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.