もう間もなく、30年間続いた “平成” が終わりを告げる。これまでは昭和が一昔前とされていたが、数年後には平成がそのポジションに収まるのだろう。「〇〇生まれの女子高生!」なんて言葉を聞く日もそう遠くないのかもしれない。

それはさておき、プロレス界においても「昭和プロレス」なんて言葉が存在する。プロレスは進化し続けているので「昭和って大したことないんでしょ?」なんて意見もあるかもしれないが、今回ご紹介する動画『昭和プロレス必殺技名鑑』を見たら「昭和もすげえな」と驚くハズだ。

・ルー・テーズから始まる動画

昭和プロレスの時代は長く、そして平成プロレスの時代もまた長い。明確な定義はないが、新日本プロレスが隆盛を迎えたここ10年ほどのプロレスを「平成プロレス」とするならば、ジャンボ鶴田や長州力が最前線で活躍していた時代までが「昭和プロレス」なのだろう。闘魂三銃士や四天王が活躍した時代は、線引きが曖昧だ。

さて、今回ご紹介する動画『昭和プロレス必殺技名鑑』は、文句なしで昭和のプロレスラーしか登場していない。“鉄人” ルー・テーズの「バックドロップ」から始まり、“燃える闘魂” アントニオ猪木の「卍固め」で終わるから、最近のプロレスファンにはとっつきにくいかもしれない。

だがしかし、技の破壊力はすさまじく、そのキレには素晴らしいものがある。中でもダイナマイト・キッドのブレーンバスター、前田日明のキャプチュードード、アーン・アンダーソンのスパインバスターあたりは必見だ。

・貴重な映像も

また、動画の中には白黒映像も含まれており、アントニオ・ロッカやバーン・ガニア、さらには「シュミット式バックブリーカー」のハンス・シュミットまで登場する。そしてどの技も強烈……! さすがレジェンドと称されるプロレスラーたちである。

とにもかくにも『昭和プロレス必殺技名鑑』は見応え十分の動画となっているから、お時間が許せばぜひご覧になっていただきたい。平成プロレスもスゴイが、昭和プロレスもまた同じくスゴイことがわかるハズだ。

参照元:YouTube
Report:P.K.サンジュン

▼動画はこちら。

▼こちらは以前ご紹介した「ヒロ斎藤のセントーン47連発」の記事。