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古代ローマの「剣闘士」を意味するグラジエーター。一般的には「グラジエーター」と聞くと、多く人が2000年公開のラッセル・クロウ主演映画を思い出すに違いない。だがしかし……。

プロレスファンであれば高確率で「マイク・オーサム」こと、プロレスラー『ザ・グラジエーター』を思い浮かべるハズだ。そんなグラジエーターの必殺技を、35個もランク付けした動画が YouTube にアップされているのでご紹介したい。動画のタイトルは『Top 35 Moves of Mike Awesome』だ!!

・米在住のプロレスマニアが制作

以前ご紹介した記事でも解説したが、まずは動画の作者を紹介しておこう。毎度おなじみ YouTubeユーザー「BDWJ1986」こと、米ニュージャージー州プレインフィールド在住のロドニー・A・カミンズ(Rodney A Cummins)氏……と言いたいところなのだが

ここ1カ月ほどでロドニー氏のYouTubeアカウントは「BDWJ1987」となっている。これまでにも数々の「プロレス勝手にランキング動画」を公開してきた彼だが、何か問題でも発生したのだろうか……? 大丈夫かロドニー氏! 心配だぞロドニー・A・カミンズ!!

・アッサムボムが10位

それはさておき、気になるランキングであるが、相変わらずのロドニー氏らしい多彩なラインナップになっている。大迫力のラリアットが30位、自身の代名詞アッサムボムが10位、このサイズではなかなかお目になかれない、ノータッチのトペ・スイシーダが3位となっている。

果たして1位は何なのか? 気になる結果は自分の目で確かめて欲しい。日本のインディー団体FMWで才能を開花させ、アメリカECWでも大活躍したグラジエーター。恵まれた体型と運動神経だけではなく、熱いハードコア魂を秘めたプロレスラーであった。

・もしあのままインディで戦い続けていたら……

だがその後、多額の契約金と共に移籍したメジャー団体、WCWやWWEでは思ったような結果は出せず、2005年にプロレスラーを引退。2年後の2007年には、自ら命を絶ってこの世を去るという最悪の結末を迎えてしまった。

引退は病によるものだったが、筆者はグラジ(愛称)を思い出すたびに、「あのままインディー戦い続けていたら……」と思わずにはいられない。映像は輝いていた頃のグラジがほとんどである。秘めたるハードコア魂が解放される瞬間をご覧いただきたい。

参照元:YouTube 、Twitter @BDWJ1986
執筆:P.K.サンジュン

▼「Top 35 Moves of Mike Awesome」だ!