2017年3月12日(正確には日付をまたいで13日)に放送された、テレビ朝日の『プロレス総選挙』が反響を呼んでいる。WBC「日本×オランダ」戦が長引いたため、約3時間遅れの放送開始となったが、この日を待ちわびたプロレスファンは多かったことだろう。

番組の内容は、現役・OBレスラー200人と、ファン1万人の投票により「史上最高のプロレスラーランキング」が決定するというもの。ところが案の定、ランキングに納得できないファンたちがネット上で雄叫びを上げているのでご紹介したい。

・ランキング結果

まず、以下で今回の『プロレス総選挙』の結果を発表したい。完全にネタバレだから、「まだ見たくない」という人は今すぐ引き返して欲しい。それでは行くぞ!

20位: アンドレ・ザ・ジャイアント
19位: 真壁刀義
18位: ハルク・ホーガン
17位: 蝶野正洋
16位: 橋本真也
15位: ケニー・オメガ
14位: 天龍源一郎
13位: 小橋建太
12位: 武藤敬司
11位: 長州力
10位: スタン・ハンセン
9位: 三沢光晴
8位: 獣神・サンダー・ライガー
7位: ジャンボ鶴田
6位: 棚橋弘至
5位: 力道山
4位: オカダ・カズチカ
3位: 初代タイガーマスク
2位: ジャイアント馬場
1位: アントニオ猪木

おそらく、1位から3位までは全プロレスファンが納得の結果であったことだろう。特に猪木 & 馬場の1.2フィニッシュは、手堅い結果だと言える。また、長州や天龍世代、その下の、闘魂三銃士や四天王のランクインに異議を唱える人は少ないハズだ。

しかし、反響を呼んでいるのは「オカダ・カズチカ」や「棚橋弘至」などの現役バリバリのレスラーが、名だたるレジェンドたちを抑え上位にランクインしていること。特にオールドプロレスファンたちは納得がいかないようで、ネット上では様々な声が見てとれる。一部をご紹介しよう。

・ネットの声

「前田日明やジャンボ鶴田がオカダより下のハズねーだろォォォオオオ!」
「ブロディがいない、やり直し」
「19位の真壁が一番納得できない」
「ケニー・オメガもいい選手だが、ダイナマイト・キッドには及ばない」
「20位にランクインしない藤波を誰か思い出してあげて下さい」
「川田が入ってないのは納得できない。田上が入ってないのは納得」
「健介も入ってないんだね」
「永田や秋山の世代が誰も入ってないのは寂しいな」
「今度は日本人選手と外国人選手を分けて開催しよう」
「ランキングには納得してないが、テレ朝には感謝してる」
「また、次回もよろしく!」

記者自身がそうなので断言できるが、プロレスファンは本当にメンドクサイ。本当に納得できるランキングは、自分で考えたもの以外にあり得ないのだ。しかし、今回の番組に感謝しているプロレスファンはきっと多いハズ。結果を見て、うだうだ文句を垂れるのも楽しいのだ。第2回以降は開催されるのか? テレビ朝日に期待しよう。

参照元:Twitter @tv_asahi_PR
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼第2回もやってほしい。