【ドッキリ検証】「自称・神の舌を持つ男」vs「芸能界最強の舌を持つ男」→ まさかの本人降臨に新宿が震えた

いつの時代も大人気のミステリードラマ。犯人を暴く結末はもちろん、アッと驚く推理方法で事件を解決するストーリーも見どころだろう。頭脳明晰なうえ、物質を舌で味わうだけで成分分析できる「神の舌を持つ男」が主人公の映画『RANMARU 神の舌を持つ男鬼灯デスロード編』もその一つだ。

2016年夏にTBS系ドラマで放送されご存知の方は多いと思うが、筆者は一足早く試写会で同作を鑑賞したが、改めてバラエティに富んだ内容に釘づけになった。恋あり、ギャグあり、涙ありの波乱の展開は、まるでジェットコースターのよう。

向井理さん演じる主人公・蘭丸が、舌でバシバシ謎を解明していく姿なんて……惚れてまうやろォォォオオオ！

難事件に挑む男はカッコいい。しかも向井理さんが演じてるから抜群にカッコいい。「蘭丸のような神の舌を持ちたい……」そう呟いていたところ、なぜか編集部の佐藤から「だからお前は甘ちゃんなんだ！」と怒られてしまった。一体どういうことだろう？

「いいか人間にとって舌は第2の脳なんだよ！　蘭丸なんて俺から言わせれば普通オブ普通!!　どんな謎も瞬殺できて当然なんだ！　俺レベルになると手を舐めるだけで誰かを当てられる……いい機会だから “絶対舌感” を見せてやる。編集部員を呼んで来い!!」

佐藤に手を舐められるのは死ぬほどイヤだが、実際に手を舐めて誰かを言い当てたらスゴいこと。歯茎から血が吹き出すほど歯磨きしてもらった後、検証が始まった。

ルールはアイマスクをした佐藤が、編集部員の手を舐めて誰かを言い当てるというもの。まさか蘭丸ではあるまいし、そんなことが可能なのか？　まずは編集長のGO羽鳥が実験台になることに。

おぞましい……オッサンがオッサンの手を舐めている。なんという光景なんだ……。しかし、本当に正解できるのだろうか？　気になる答えは……！

「ゴツゴツしたこの感じ……脈拍は落ち着いているが、汗に運動後のような “爽やかさ” を感じる。どうやら手の主は、スポーツジムに通っているな。ということは編集部イチの肉体派・サンジュン。間違いない！　サンジュンだ!!」

じ、自信満々にハズしたーーッ！　出だしから不正解かよ!!　重苦しい空気が流れるも、まだ検証は始まったばかり。2人目は篠宮が腕を出すが、正解なるか!?　注目の結果は……。

「ははぁ～ん、俺をダマそうと何か手に仕掛けをしたな？　汗に “ウソ” の味がする……無駄無駄無駄無駄ァァァアアア!!　この感触から導き出せるのは身長170センチ代、やせ形。ということでGO羽鳥だろ！」

──時が止まった。まさか2人目もハズすとは……検証は失敗も失敗。もはや誰も佐藤を信じてはないが、まさか適当に答えてるのでは？　と一応3人目・中澤も舐められてみる。

「あぁ、この手は緊張している。まるで都会に捨てられた子猫のように怯えているよ。きっと俺の能力の凄まじさに恐れをなしているようだ。分かるぞ、りょう。この手はお前だ」

3人中3人外すとはある意味すさまじい能力……というより、全然合ってねーッ！　佐藤のケタ違いな適当さに衝撃を受けつつ、こんなこともあろうかと編集部は、最後にドッキリを用意していたのだった。

登場したのは、タレントのイジリー岡田さん！　イジリーさんといえば、目にも止まらぬ速さで舌を動かす「高速ペロペロ」があまりにも有名。芸能界……いや、日本最強クラスの「神舌を持つ男」だろう。

イジリーさんがいるとは夢にも思っていない佐藤。「よし次！　バッチ来いや!!」と雄叫びを上げる佐藤の口元に、イジリーさんの手を差し出すと……！

「ん～よく仕事をしている手だ。手のきめ細やかな筋肉が、それを物語っている。例えるならミケランジェロのダビデ像の肉体のような、美しい腕のラインだ。推測すると……よく腕を使う、といえばギタリスト！　編集部のバンドマン、星児以外に考えられない」

今までで、最高に確信めいた声でそう答えた佐藤。さっそくタネ明かしてアイマスクを取ってもらう……。

チャッチャラ～ン大成功！　さすがにリアルガチの「神の舌を持つ男」の登場に、佐藤は声も出ない様子。そしてイジリーさんに、

「お前は舐め方が甘い！　甘すぎて見てられない!!」

「こうやるのだぁーーーッ！」

……と、返り討ちにあってしまった。佐藤に神の舌はなかったが、イジリーさんの舌使いはマジで本物！　高速でしなやかに動き回るベロは「3本目の手」レベルでヤバい。蘭丸並みの特殊能力だと断言しよう。

そんな舌の特殊能力で事件を解決する映画『RANMARU 神の舌を持つ男鬼灯デスロード編』が2016年12月3日から全国の映画館で公開される。呪われた温泉街で巻き起こる事件を、はたして蘭丸たちは解決できるのか!?

サスペンスに加え、個性豊かな出演者たちによるコメディ要素、そして主演・向井理さんの活躍と見どころ満載！　老若男女とわず楽しめる、まさに極上エンターテイメントとなっている。なお、最後には蘭丸の過去について、驚愕の真実も判明するから、興味がある人はぜひ劇場でご覧いただきたい。

▼映画『RANMARU 神の舌を持つ男鬼灯デスロード編』をチェックしよう

▼イジリーさん「もう二度と舌で調子に乗るなよ！」、佐藤「はい」

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