日中の気温が40度を軽く超え、プールが一瞬で風呂になる国といえば「ジブチ共和国」だ。アフリカ北東部にあり、面積は四国の約1.3倍という小さな国だが、近年、海賊対処のために自衛隊が拠点を置いて活動しているので、聞いたことがあるという人もいることだろう。
今回は、そんなジブチ共和国で暮らしていた筆者が、現地で受けた数々の衝撃を「あるあるネタ」にして紹介したいと思う。記事を読むだけでも現地の暑さが伝わってくるはずだ。それでは、さっそくご覧あれ!
【ジブチ共和国あるある30連発】
その01: 飛行機から降りた瞬間、あまりの暑さにゾッとする
その02: とにかく風が熱すぎる
その03: 4月でこの暑さなら夏頃には死んでいるかもしれませんと、家族にメールを送る
その04: 温度計が45度を超えていると無駄に興奮する
その05: 夕方、「涼しい」と思って温度計を見ると37度で、また無駄に興奮する
その06: 温度計を見ることが唯一の楽しみになっている
その07: 楽しみを見つけるために出かけるが、暑すぎて何も楽しめる気がしない
その08: ボーリング場へ行くが、やっていない
その09: ゴルフ場があるけど、絶対にやろうと思わない
その10: 動物園に行っても、動物が日陰でぐったりしていて全く楽しくない
その11: と油断していたら、ダチョウに追いかけられて「地獄かよ」と思う
その12: 気がつけば、ベテランサーファーみたいに日焼けしている
その13: エアコンをMAXに設定して寝たせいで、体調を崩す
その14: 後ろから車に追突されたが、やってきた警官に「このくらいならセーフ」と勝手にジャッジされる
その15: それから、事故に慣れる
その16: 街で見かけるミッキーマウスのクオリティの低さが異常
その17: 覚醒植物である「カート」が合法で、街中で売られている
その18: タクシーの運転手が運転中にカートを噛みだすと不安になる
その19: ヒゲをオレンジに染める老人がやたらといる
その20: 一夫多妻が認められていて、奥さんが2人いる男を見ると「大人だな」と思ってしまう
その21: 一夫多妻が認められてはいるが、奥さんが3人いる男を見ると「性欲がすごいな」と思ってしまう
その22: すしざんまいの社長が、ソマリア沖の海賊を壊滅させてジブチ政府から勲章を受けたことを知る
その23: なんでも、海賊たちが更生してマグロ漁をしているらしい
その24: 不良たちが団結して甲子園を目指す漫画『ルーキーズ』みたいなことなのだろうか
その25: LINEが使えない
その26: ジブチの郵便局から日本へ手紙を送ると約1カ月後に届く
その27: 蛇口から塩水が出る
その28: シャンプーが全く泡立たない
その29: ジブチ人はでかいバッタを美味しそうに食べるが、1ミリも食べたいと思わない
その30: 日本の夏は余裕で耐えられると思って帰国したが、やっぱり暑い
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
▼動物園でぐったりしているヒョウ(見つけるのも大変である)
▼ダチョウが追ってくる
▼ミッキーマウスのクオリティが低すぎる
▼こっちはまだマシに見える
▼そこら中にヤギがいる
▼街中