いま日本で「滑舌が悪いプロレスラー」といえば、多くの人が天龍源一郎と長州力を思い浮かべることだろう。もちろん2人もスーパー滑舌が悪いことに間違いはないのだが……。その2人を超える逸材が、ついに本気を出し始めたのでご紹介したい。
その男の名は、本間朋晃(ほんま ともあき)。現在はフリーランスのプロレスラーだ。「天龍と長州以上の滑舌の悪さってマジ?」という人は、本間が出演しているビールのCM動画を一度ご覧いただきたい。そこにはカオスとしか言いようがない、衝撃映像が繰り広げられているのだ。
・ハスキーでは済まされないハスキーボイス
本間のガラガラ声はファンの間では有名な話である。系統としては、文法がおかしい「長州力タイプ」ではなく、声そのものが聞き取れない「天龍源一郎タイプ」といえるだろう。平たく言えばハスキーボイスなのだが、ハスキーでは済まされない、生活に支障をきたすレベルのハスキーボイスなのだ。
動画を見てみると、前半部分は甲高い声の別のナビゲーターが、ビールサーバーの説明をしている。それが終わるといよいよ本間の登場なのだが……同じことを話しているとは思えないほど、何言ってるかわからねぇぇぇえええーーー!
・声帯が潰れている
実は本間の声帯は、試合中にラリアットが喉仏に直撃して以来、潰れてしまっているのだ。試合中のアクシデントで声帯をやられてしまったプロレスラーは多く、ある意味で職業病ともいえるのだが、その中でも本間のガラガラ声はトップレベルだと断言できる。
ここからは余談だが、動画を見終わって一しきり笑ったら、次は目をつむって純粋に声だけに耳を傾けてほしい。……マジで何言ってるかわからないから。かなり衝撃的でカオスな動画なので、人前ではなく1人で見てくれよな! また落ち込んでいるときなどにもゲラゲラ笑えるからオススメだぞ!!
▼こちらが問題の動画だ。1分過ぎに本間が登場するぞ。