企業の商品やサービスを訴求するために、CMは大事な役割を果たす。しかし伝え方を間違えると、商品の販売に影響を与えたり、企業イメージを損なう可能性もある。

最近アサヒ飲料が公開した三ツ矢サイダーのテレビCMが物議をかもし、掲出を取り止める事態となった。実際そのCMを見てみると……。ブラスバンド経験者の私(佐藤)は、正直「危ない」という印象を受けた。アサヒ飲料はホームページで次のように謝罪している。

・アサヒ飲料の発表

「この度、三ツ矢サイダーの新CM『僕らの爽快編』につきまして、お客様からたくさんのご意見を頂きました。配慮に欠ける表現がありましたことを、ここに深くお詫び申し上げます。皆様のご意見を真摯に受け止め、当CMの掲出を取りやめることと致しました。この度は誠に申し訳ございませんでした」(アサヒ飲料ホームページより)

問題視されたCMは、神木隆之介さんと芳根京子さんが出演しているものだ。CMの後半、芳根さんが校舎の屋上のような場所で、トランペットを演奏しているシーンがある。そこへ友達2人があらわれ、芳根さんを驚かすようにして、後ろからぶつかっているように見えるのだ。

・マネしてはいけない

いたずらで驚かせようとしている雰囲気であることはわかる。しかし、トランペットを吹いている状況で、後ろからぶつかると、唇を切ったり、楽器を落としてしまう可能性も十分に考えられる。私も中学生の時に、トランペットを担当していたので、後ろからぶつかる行為に危険が伴うことがよくわかる。

ひどい場合には、前歯を折ってしまう危険性もあるため、面白半分でCMのマネをするのは絶対にやめた方がいい。一部では、CM掲出の取り止めに対して「そこまでしなくても」という意見もあるようだが、マネをしてケガ人が出る事態を避けられてよかったのではないだろうか。

参照元:アサヒ飲料、Yahoo! リアルタイム検索
執筆:佐藤英典