mod1

iPhoneユーザーに素敵なおしらせだ。特に水没させた苦い経験を持っている人にとっては、朗報といって良いだろう。

・防水加工した端末を水没させて検証

2014年3月1日から、ナノコーティングで端末を防水加工する「modcrew SEALLDz」(モディクルー シールズ)がサービスの提供を開始した。早速、iPhone5sに加工を施してもらい、水没した場合にどのようになるのかたしかめてみた。

・即日対応

現在このサービスは東京・秋葉原の店舗でのみ受け付けている。宅配集荷やウェブ受付にも順次対応していく予定なのだとか。店舗に端末を持って行く場合、11:30~14までの間に申し込むと18時以降に即日受取が可能だ。それ以降(~19時)の受付の場合には、翌11:30から受け取ることができる。即日対応は有難い。

・加工後の責任は負わない

申し込みの際に、専用の用紙に連絡先や機種名などの必要事項を記入すると共に、3枚にわたる詳細なチェック事項を確認する必要がある。たとえば、加工後に起こった端末の故障について、サービス提供会社(株式会社modcrew)が責任を負わないことに同意する、データの損壊が起きた場合に責任を負わないことに同意する、などだ。

・確認事項をチェック

確認事項のすべてにチェックして手続き完了。SIMカードを抜いて、端末を預けることになる。あとは加工完了を待つだけ。ちなみに、画面に保護シールを貼っている場合は、それも取らないといけない。シールがあるとコーティングができないからだ。さて、記者(私)はある日の夕方に申し込みをして、翌日に受け取った。

・見た目にはほとんど変わらない

加工後の端末を見てみると、特に変わっている様子はない。スタッフが言うには、本体が黒い端末はコーティングされている感じが、若干わかるそうなのだが、白い端末はほとんどわからないそうである。たしかに見た感じの変化はまったくと言って良いほど感じられない。よくよく見て見ると、ホームボタンの周りや通話用のスピーカーの周辺にコーティングの境目が見える。その境目も気になるようなものではない。保護シールを貼っているのと変わらない見た目である。

・メイン基盤を守るのが目的

防水加工の実力はどれほどのものなのだろうか。水を入れた鍋に端末を入れてたしかめてみた。あらかじめお伝えしておくが、同社は意図的な水没を推奨していない。端末受取時の注意事項には以下のようにある。

意図的に水、油などの液体に沈めたり落としたりしないでください。本サービスはあくまで生活防水レベルであり、水中の使用を目的としておりません。不慮の事故による水濡からメイン基盤を守ることを目的とし、より復旧率を高めることを目標としています。従って、100%データを保障するものではないのでデータのバックアップを定期的にお取り頂くことをお勧めしています(modcrew 使用時の注意事項より引用)

・水中でストップウォッチが動く

以上を承知したうえで、端末の不具合が生じることを覚悟のうえで、水のなかに漬けてみた。

動作を確認できるように、ストップウォッチ機能を動かした状態で水のなかに入れてみたところ、問題なくタイマーは動き続けていた。しかし注意事項にもあるように、画面を操作することはできない。それでもタイマーは確実にカウントを続けている。

・音楽も鳴り続ける

次に音楽を鳴らしたまま、水に浸けてみた。水でスピーカーがふさがれてしまうために、若干音はこもった感じになってしまうのだが、プレイヤーは選択した曲を流し続けていたのである。

・数時間後に再起動しても問題ない

この検証の後に水滴をとってしばらく電源を切り、数時間後に再起動させてみたのだが、問題なく利用することができた。ただし、今回は普段電話として使用していない端末を使っていたために、SIMカードを挿入していなかった。端末は無事でもSIMカードに影響が出る可能性も考えられるので、もし加工した端末を水没させてしまったら、すぐにSIMカードを抜いた方が良いだろう。

・生活防水には十分

また、同社が推奨しているように、こまめにデータのバックアップをとるべきではないだろうか。防水加工するかどうかに限らず、いざというときの助けになるに違いない。いずれにしても、このサービスは不慮の水没で悲しい目を見ないのに、十分役立つだろう。繰り返しになるが、意図的な水没はすすめていない。これは端末を受け取るときにスタッフにも念押しされたので、もしも試してみたいという方は、あくまでも自己責任で。

なお、現在提供しているiPhoneの防水加工は6980円。今後はiPadやAndroid端末でも利用が可能になるとのことである。

参考リンク: modcrew
Report: 佐藤英典


▼iPhoneの防水加工サービスを提供する、東京・秋葉原「modcrew」
mod2
▼加工後の端末(iPhone5s)
mod3
▼通話用のスピーカー周りを見ると、コーティングの境目らしきものが見える
mod4
▼ホームボタンもコーティングされていない様子。指紋認証のためだろうか
mod5
mod6
mod7
mod8
mod9
▼ストップウォッチを起動した状態で、水の入った鍋のなかへ。きちんと動作している。音楽を鳴らしたまま入れても、音は鳴り続けた
mod10