今までにUFO(未確認飛行物体)に遭遇したという経験をお持ちの方はいるだろうか? おそらくそう多くはいないと思われる。また、人によっては「そんなのいる訳ない」と、笑い飛ばすかもしれない。

では、本当に遭遇してしまったら、どうしたら良いのだろうか。実のところ、我々は実際に遭遇した場合にどうしたら良いのかを知らない。そこで今日は、アメリカのUFO調査の専門家が提案する10個の対策についてお伝えしよう。これさえ覚えておけば、いざという時にも、速やかに対処できるはずだ。

この提案しているのは、アメリカの非営利調査団体「Mutual UFO Network」のメンバー、ジョン・T・ロイヤー氏(65歳)だ。彼は、30歳のときに、ペンシルバニア州ベツレヘムの自宅でUFOを目撃して以来、この団体に登録し、未確認飛行物体の調査を始めるようになったそうだ。

同団体は1969年に結成され、現在メンバーは3000人いるとされている。アメリカ各地からUFOに冠するさまざまな情報が集まり、その真偽について詳細に調査をしているのである。

ロイヤー氏自身も、これまでの活動で何十件もの目撃情報の調査に携わった。その彼が、もしもUFOに遭遇してしまった場合の、対処方法を提案しているのである。その内容は以下の通りだ。
 
【 UFOに遭遇してしまった時の対処方法 】

1. まずは落ち着く。そして、身に危険が感じられた場合は、安全を確保する。

2. 客観的に考える。すべての未確認飛行物体が、地球外のものである訳ではない。

3. 出来事を記録するために、カメラやビデオを用意する。

4. テープレコーダーを持っているのなら、現場の状況を話しながら録音する。

5. 他の目撃者がいるのならば、その人にその時の状況を記録するように要請する。

6. 仮にUFOが墜落した場合には、その周囲の状況をできるだけ乱さないようにする。

7. 比較的近い場所に墜落したのなら、概ねの大きさを把握する。

8. 出来る限り正確に、飛来した方向や距離、角度を把握する。

9. もしも地球外生命体が、UFOに潜伏している可能性を感じた場合には、ただちに身の安全を最優先して行動する。

10. UFOの関係機関に連絡をする。
 
以上が10の対策である。目撃時の状況を詳しく伝えるために、大きさを把握したり、飛来してきた方角を確かめるようにと指示しているが、あくまでも安全が最優先だ。とにかくUFOに遭遇した際には、自らの安全を優先して確認して頂きたい。

参照元:Bethlehem Patch(英文)