人類の歴史には宇宙人が深く関わっている」という説が昔からしばしば唱えられている。世界各地に地球外生命体との接触を示す証拠らしきものが残っていて「ギザのスフィンクス」や「ナスカの地上絵」なんかはとくに有名だ。宇宙の謎を解くカギは、遠い過去にあるのかもしれない……。

──高校時代に遭遇したUFOの正体を暴くため、秘密裏に調査を進めていた記者は “古代” をヒントに茨城県水戸市へと向かった。調べによると「希望のはにわ」なる場所で、古代からの宇宙メッセージを受け取ることができるらしい。果たして真実は……!

・茨城県水戸市

茨城県水戸市といえば、「茨城のジュラシックパーク」があり「ダイダラボウ」なる巨人伝説も残っている。つまり水戸市は……古代からのメッセージを現代に伝える最適な場所なのかもしれない。古代から宇宙メッセージが届いても不思議ではないだろう。


ちなみに以前の記事でも紹介したが、記者が目撃したUFOは、真っ白の二等辺三角形が2つくっついた形をしていて、上空でピタリと動きを止めていた。5分ほど経過してから発光体を放出して、パッと姿を消したのである。アレも何かのメッセージだったのだろうか……。

・くれふしの里古墳公園

さて、情報を頼りにたどり着いたのは「くれふしの里古墳公園」という場所だ。県内でも有数の古墳密集地で、正式名称は「牛伏(うしぶし)古墳群」と言うらしい。狭い公園内に計16基もの古墳がある不思議な空間である。伝説の財宝が出てきそうな雰囲気だな。

公園内には、ブランコや滑り台などの定番遊具が設置されていたのだが……空飛ぶ円盤をモチーフにしたとしか考えられない謎の遊具も発見。おそらく当時「こういうかたちの何か」を見た者がデザインしたのだろう。

パズルめいたデザインは、遠い昔に地球に飛来してきた地球外生命体のメッセージなのかもしれない。果たして「人類に与えられた使命」とは一体何なのだろうか……そんなことを考えながら、公園の奥へと歩を進める。

・はに丸タワー

そして……いよいよ現れたのが、公園のシンボル的存在である高さ17.3mの「はに丸タワー」。腰に手を当てて胸を張る “力道山ポーズ” をキメているため、迫力だけで言えばギザのスフィンクスを軽く超えている。シンプルだが強烈なビジュアルだ。

んで、このタワー内に目的地である「希望のはにわ」があるらしい。すなわち古代からの宇宙メッセージを受信できる場所は、この古墳密集地の中でも、天と地をつなぐ「はに丸タワー」の内部だけということか……これはいよいよマジだな。背中側にある階段を駆け上がって頂上を目指すぞ。

ひたすら続く階段……

そしてとうとう……

「希望のはにわ」が現れた。

・希望のはにわ

説明パネル曰く「はにわの口にそっと手を入れてごらん。古代から、宇宙からのメッセージがあなたに届くよ」とのこと。なるほど、半開き状態の口の中に手を突っ込めばいいんだな。

それでは……

…………

……

全然聞こえない。いや、もしかしたらテレパシー的な方法で脳みそに直接メッセージを送信しているのかもしれない。古代からの宇宙メッセージを受信するには、それなりに時間もかかるだろう。遠いからな。よし、もう少し手を入れておくか……

…………

いやマジで全然聞こえねええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!

・数年前から……

その後、事務所に確認してみたところ「数年前から動いていません」とのことだった。時すでに遅し。もしかしたら、UFO研究をしている記者の動きに気づいた秘密結社が、事前に機械を破壊したのかもしれない。こっちの動きは全てお見通しということか……逆に燃えるな。

──というわけで、茨城県水戸市「くれふしの里古墳公園」での調査も、手がかりゼロで終わってしまった。しかし、今後も調査は続ける。高校時代に遭遇した二等辺三角形UFOの正体を暴くその日まで……!

・今回ご紹介したスポットの詳細データ

名称 くれふしの里古墳公園
住所 茨城県水戸市牛伏町201-2

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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日本、〒319-0303 茨城県水戸市牛伏町201番地-2 くれふしの里古墳公園