「父親」の記事まとめ (2ページ目)
「人間、物事を始めるのに遅すぎることなんかない」とはやや意味が違うかもしれないが、人はある程度の年齢になっても突然何かにハマったりするらしい。なぜなら私、P.K.サンジュンの父「ヨシオさん(74歳)」が、いきなり『無印良品』に目覚めたからである。
なぜ父が無印にハマったのかは後述するとして、今回はその父が猛烈プッシュしてきた「ごはんにかける 牛すじとこんにゃくのぼっかけ」についてお知らせしたい。頑固者の父が魅了された「牛すじとこんにゃくのぼっかけ」とはいったい──。
最終的には個々人の資質によるのだろうが、人間は年齢を重ねると穏やかになるのだろうか? それとも逆に気が短くなるのだろうか? 幼い頃はなんとなく「おじいさん、おばあさんは穏やかなもの」なんてイメージがあったが、最近は「そうでもないな」と感じている。
というのも、私、P.K.サンジュンの最も身近にいる老人、父・ヨシオさんが、超が付くほどせっかちだからだ。特に忘れられないのは、今からおよそ4年前に父が放った一言。私の娘、つまりヨシオさんにとっては孫ができた時のことであった。