今回の干し蕎麦の製造者「池田食品工業」は、当連載初登場。福島県にある会社で、主力商品はすべて「麺」。うどんにひやむぎ、そして蕎麦。乾麺も茹めんもやっている、いわば麺のスペシャリストだ。
そんな池田食品工業の『会津檜枝岐そば 奥羽山脈の伏流水練り込み』は、パッケージを眺めた段階では、とりわけ特筆すべきことがない。
今回の干し蕎麦の製造者「池田食品工業」は、当連載初登場。福島県にある会社で、主力商品はすべて「麺」。うどんにひやむぎ、そして蕎麦。乾麺も茹めんもやっている、いわば麺のスペシャリストだ。
そんな池田食品工業の『会津檜枝岐そば 奥羽山脈の伏流水練り込み』は、パッケージを眺めた段階では、とりわけ特筆すべきことがない。
山本食品って、かなりガチなイメージ。プロレスで言うならストロングスタイルを提唱する新日本プロレス的な位置付けというか。これまで当連載の独自ランキングで1位を奪取したこともあるし。かなり強い。
そんな山本食品から出ている『江戸は二八 日本橋江戸そば』は、パッケージの時点で私を最高にワクワクさせてくれた。まずは見てほしい。
桝田屋食品といえば『雪んこそば』である。桝田屋食品イコール雪んこそばであり、どれほどまでに桝田屋食品が雪んこそばなのかというと、桝田屋食品の公式サイトのドメインが「yukinko.jp」なくらいである。
そんな桝田屋食品から、ちょいとお高めのお蕎麦が売られてていた。東急ストアでの価格は税込322円であり、これまでレビューしてきた桝田屋食品お蕎麦の中では最高値の高級お蕎麦。その実力や、いかに……?
青いパッケージって、干し蕎麦界ではなかなか珍しい気がする。パッと見、なんか「かつお」とか「だし」とか、そんなイメージな青パッケージ。
製造者を確認すると、毎度おなじみ「おびなた」だった。連載127回にして18回目の登場。7回に1回はおびなたというエンカウント率(遭遇率)。東京のスーパーにおける「干し蕎麦の棚の支配率」では、ほぼ間違いなくトップクラスなのでは?
「白石興産」といえば、ダイソーやキャンドゥで売られている100円の『郷の麺処 そば』を作っている製麺所という印象がある。
食べるのに勇気がいる「100均そば」の世界において、上記の蕎麦は、わりと “セーフな蕎麦” であり、良くも悪くも「100円の味がした」と過去のレビュー記事ではまとめられている。
そんな白石興産が作る、税込397円の『太めのそば』とは──。
前回の『長野県青木村産タチアカネそば使用 二八蕎麦』のパッケージが真紅だったのに対し、今回の『国産 細打ち 八割そば』は漆黒である。製造者は共に同じ北舘製麺。しかもどちらも八割そばだ。
さらに両者を比べてみると、原材料名もほぼ同じ。違うのは前回のそば粉が「そば(長野県産)」なのに対し、今回のは「そば(国産)」となっていることくらい。こいつぁ、おもしろいことになってきたぞ。
特に目的もない日曜日。ふだんあまり行かない街・高円寺をぶらついて、目に入った東急ストアに入ってみた。あ、そういえば……この連載『家そば放浪記』が始まってから、東急ストアって初めて行くかも?
あまり期待せずに干そばコーナーに行ってみると、そこには見たこともない蕎麦があるわあるわのテンコモリ! ひさびさの “宝の山” の発見に、私は3000円以上も蕎麦を購入。なかでも特に目をひいたのは──
終わらない、まだ終わらないマリトッツォブーム。以前にも増して、その戦いは激化しているかもしれない。日本を代表する製パンメーカー「山崎製パン(デイリーヤマザキ)」でさえ、ようやく本腰を入れてきたところだ。これからが本番だ……。
そんな激しいマリトッツォ戦争に大阪のブランド「ベビーマジック」が参戦していることが判明した。ここのマリトッツォはスーパーの商品でも屈指のクオリティを誇る。このクリームの量は “来てる” な……。
この世には様々な種類の料理人がいるけれど、寿司屋の大将という存在は、冷静に考えるとスゴイのだ。なにせ素手で酢飯を握り、そっと目の前に差し出してくる。それを私(筆者)が素手で食べたら、手 → 手 → 口なのだ。実に豪快、ワイルドだ。
ゆえに寿司屋に行くときは、食べる側も真剣勝負でなくてはならない。大将の一挙一投足に注意を払い、ドキドキしながら寿司を待つ。いわば自分と大将の一騎打ちだ。そんな寿司屋の真剣勝負にて、未だ忘れられない伝説的な寿司を握った大将がいる。