先日まで開催されていた平昌冬季オリンピックでは、過去最高となる13個のメダルを獲得した日本。羽生結弦選手の神がかり的な演技を始め印象的なシーンは多々あったが、「流行語」といえばやはり女子カーリングの「そだねー」が外せないハズだ。
おそらく年末に行われる「新語・流行語大賞」にもノミネートされるだろうが、いまこの「そだねー」が女子カーリングとは無関係な企業により商標登録申請され波紋を呼んでいる。
先日まで開催されていた平昌冬季オリンピックでは、過去最高となる13個のメダルを獲得した日本。羽生結弦選手の神がかり的な演技を始め印象的なシーンは多々あったが、「流行語」といえばやはり女子カーリングの「そだねー」が外せないハズだ。
おそらく年末に行われる「新語・流行語大賞」にもノミネートされるだろうが、いまこの「そだねー」が女子カーリングとは無関係な企業により商標登録申請され波紋を呼んでいる。
2017年10月22日に衆議院議員選挙が投開票される。国会冒頭の解散、小池都知事率いる「希望の党」の立ち上げ、民進党の事実的解散……などなど波乱含みの展開であるが、10月2日、民進党の枝野幸男代表代行が『立憲民主党』の結成を発表した。
評価については差し控えるが、この立憲民主党……実はすでに “あの企業” によって商標出願されていることが判明したのだ。あの企業とは、商標出願で世間をにぎわせた「ベストライセンス株式会社」である。
「PPAP」「民進党」「北陸新幹線」など、赤の他人が商標登録を出願する問題が波紋を呼んでいる。法的問題はさておき、モラル的にいかがなものかと思わざるを得ないが、商標登録を管理する特許庁はどう考えているのだろうか?
実は特許庁も、今からさかのぼること約半年前の2016年5月に「自らの商標を他人に商標登録出願されている皆様へ(ご注意)」という声明を発表していたのだ。それによると……大丈夫! 勝手に商標登録出願された「PPAP」もピコ太郎が歌える!! そりゃそうだ、いいぞ特許庁!!
2016年に一躍時の人になったピコ太郎。『ペンパイナッポーアッポーペン(PEN・PINEAPPLE・APPLE・PEN)』の動画が注目を浴び、世界的なスターとなった。
彼を象徴するこの言葉、『ペンパイナッポーアッポーペン』が無関係と思われる他の企業によって商標登録されていたことについては、すでにお伝えした通りだ。これは法的に問題はないのだろうか? そもそも商標登録とは何なのだろうか? 法律の専門家に尋ねてみた。
「お~い」という言葉から連想する商品といえば、おそらく多くの人が『お~いお茶』を思い浮かべるはずである。シンプルで覚えやすいネーミングは、見事というほかないだろう。
その『お〜いお茶』販売元の伊藤園が、この「お~い」という言葉をいろいろなモノに対して商標登録しようと、2015年11月16日に出願しているのをつい先日発見した。そんなモノにまで! と思うほど数多くの商品を指定していて、リストを眺めていると「お~い」がいかに万能な言葉であるかがわかる。
現在もっとも勢いのある政党として、先ごろ結党したばかりの「日本維新の会」が注目されている。大阪市長の橋下徹氏が党代表を務め、次期選挙で議席を獲得するものと期待が高まっているのだが、その名称が商標出願されていることが判明した。出願していたのは、発明家として知られるドクター中松(中松義郎)氏である。このことにいち早く気付いた知的戦略コンサルタント永井武氏は、Twitterで次のようにコメントしているのだ。