「コラム」カテゴリーの記事 (208ページ目)

モヒカンはモヒカンと遭遇すると相手の「モヒカン具合」を確かめている

中央の頭髪だけを残し、その両サイドを刈り上げる髪型を「モヒカン(モヒカン刈り)」という。このヘアスタイルの由来は、アメリカインディアンの一部族モヒカン族(マヒカン族)に由来している。

近年、世界的に活躍するサッカー選手、デビッド・ベッカム選手がソフトモヒカンにしたことで、広く知られることになったのだが、1970~80代のパンクファッションが流行のはしりだ。

モヒカンにする人は、モヒカンであるがゆえに街中でモヒカンに遭遇するとついついやってしまうことがある。それは、相手のモヒカンを注視してしまうのだ。というのも、自分のモヒカンと相手のモヒカン、どちらがよりグレードの高いモヒカンなのかを確かめてしまうのである

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なぜ30代女性を「ババァ」と言ってはいけないのか?

その昔、人気お笑い番組の『オレたちひょうきん族』で、飲料メーカーのCMのパロディに次のようなものがあった。

「二十歳をすぎたらもうババァ」

これは本来「二十歳をすぎたらもう大人」という文言をもじったものだ。二十歳をすぎてババァなら、日本の女性の半数以上がババァということになってしまうのだが、このことを真剣に考えさせられる出来事があったので、お伝えしたいと思う。その出来事とは、私(記者)の10歳になる甥っ子(妹の子)が、私の弟の嫁(甥っ子からみた叔母)に向かって「ババア!」と言い放ったのだ。

彼女はまだ32歳。世間一般的に見れば、お姉さんと言われる年頃。女性から観れば「女子」と呼ばれるような年齢である。しかし、子どもの言うことだからと突き放して良いのだろうか? なぜババァ言うことがいけないことなのだろうか? そのことを今日はトコトン考えてみたいと思う。

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男性であれば、誰しも1度は感じたことがあるはずだ。何でもかんでも「カワイイ!」と表現する女性たちは、「本当にかわいいと思っているのか?」と。正直、ほかに表現方法があると思うものでも、まず第一声が「カワイイ!」だ。特に男性から見れば、女性同士でお互いをかわいいと言い合っているのだが、傍目から見て本心とは思えない。いや、「むしろ励まし合っているのかな?」とさえ感じてしまう。

もしかしたら、女性たちが言う「かわいい」には、容姿や外見の愛らしさだけではないほかの意味が含まれているのではないだろうか? そこで、私(記者)は職場や街中で聞こえてくる「かわいい」について、独自に調査し、この言葉で代用されている本来の意味を紐解いてみた。

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【闇の大人たち】第59回:超穴場闇世界遺産 イン・プノンペン

プノンペン市内、国立博物館の脇にひっそりとたたずむ王立芸術大学。未来の芸術家たちが静かに何かを学ぶ場所である。

敷地内には学生たちの作品が投げやりに展示され、人気の散歩コースとなっているのはあまり知られていない事実。悪天候のある日。私はひとり、芸大の中庭を散策しながら芸術を楽しんでいた。そんなとき……。

中庭の片隅に、スクラップバイクを加工したとおぼしき、不気味で巨大なオブジェを発見。台座には何やら、アンコール・ワットを彷彿とさせる繊細な壁画が刻み込まれていたのだが……。近くにつれ、オブジェよりも台座の彫刻に目が奪われ、視線は釘付け状態。なぜか? 何故かと申しますと──

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初詣のご予定はすでにお決まりだろうか? 都内の方でまだ何も考えていないという方には、是非おすすめしたい初参りのプランがある。それは、ひとつの社に参るのではなく、10の神社を訪ねるというものだ。

東京都には、「東京十社(とうきょうじっしゃ)」と呼ばれる10の社が定められており、いずれも格式のある神社として有名である。本来は10月10日の「十社巡りの日」に訪ねるのが良いようなのだが、正月のお休みを利用して、足を運んで頂きたいものだ。

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【闇の大人たち】第58回:追悼!頑なに門を閉ざす北朝鮮食堂

金正日総書記の死が報じられたあの日、遙か遠いプノンペンにいる私もまた、なんだか落ち着かずにいた。

90年代は市内三流ホテルの食堂でスムニダ、ハムニダとつぶやく顔色の悪い男女の集団がキムチと白飯だけをかっくらい、恰幅のいい男からそれぞれ米ドルの札束を受け取るや、街中に散ってゆく……そんな謎の風景を拝むこともできた。

カンボジアは北朝鮮の数少ない友好国である。市内のど真ん中には北朝鮮大使館が鎮座し、政府直営とされる美人踊り子が隠し芸を披露することで有名な通称「喜び組レストラン」がプノンペンだけで二軒──。

そしてXデー。私は市内の北朝鮮直営レストランへ急行したのであります。

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【闇の大人たち】第57回:謎のテレビメーカー「かわ電気」

中国での取材中、義烏の市内にて不思議な街頭テレビを見た! そのテレビには赤字に白ゴシックで「CANYE 川野液晶電視 かわ電気」と、謎のブランドネームが記されていた……。

かわ電気──かわ電気──妙なフレーズが脳裏から離れず、帰国後、胸騒ぎを抑えつつネット検索すると、検索結果のずいぶん下のほうから公式サイトらしきURLを発見! 一応、完全日本語サイトだったものの、半ば予想したようにツッコミどころ満載であった……

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【闇の大人たち】第56回:プリンタメーカーの天敵「インクサーバー」とは?

経済危機が声高に叫ばれる昨今、インクジェットプリンタの高額なインク代に悩み、散々悩んだ挙げ句、真っ赤な家計簿を手書きする奥様も少なくないはず。

詰替えインク、互換インクなど、メーカーの隙を突いた抜け道も用意されてはいるものの、スキャンにコピーに小型液晶まで付いた多機能プリンタを一万円そこそこで放出するメーカーにしてみれば、インクを買ってもらってなんぼの世界。

何としてでも純正インクを買わせたいメーカーは、交換時期を悟られないようインクカートリッジを真っ黒に塗ってみたり、互換カートリッジの製造元を訴えてみたり、小型チップを埋め込んだりと手段を選ばず自前のインク交換を妨げ、それらが国内でじわじわ効果を上げている反面、アジアでは九割型のインクジェットプリンタに「インクサーバー」なるものが装備され、人々はタダ同然のインクで何でもかんでもプリントしまくっているらしい。けしからんけど、正直うらやましい!

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【闇の大人たち】第55回:上海新幹線のカオスな車窓から

中国ご自慢の最新鋭新幹線にて、魔都・上海へ移動──。

駅の券売所で暴れる軍パン・上半身裸おやじに目を奪われ、乗車前の食料調達に失敗。小腹が空いて弁当のひとつも買いたかったが、以前ロケットニュースでも紹介された常温で六ヶ月保存可能な新幹線ケミカル弁当みたいなものは食いたくなかったので、上海までぐっと我慢を決意する。

小奇麗なシートに腰を下ろすと、通路を挟んで隣には、キャッチャーミットが良く似合うメガネの角刈り男がひとり。奴はカバンからビニール袋に覆われたボール状の物体をいそいそと取り出し、手馴れた仕草で簡易テーブルに設置。ハッと目を凝らせば、そいつは何処の角度から見ても、とれたての新鮮なスイカだった!

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【闇の大人たち】第54回:どろどろ骨董市場に飯島愛を見た!

「東台路古玩街」人民広場から徒歩15分。長さわずか数百メートルの狭い路地に並ぶ薄汚いショップの数々。骨董品というか、ガラクタ屋が軒を連ねる上海観光の定番スポットである。

超高級とされるアンティークショップすら、陳列された商品はまず100パーセント偽物──工場で大量生産したものを、汚したり土に埋めたり薬品処理して千年前の骨董品に仕上げてしまう中国骨董ワールド。

こちらの東台路古玩街に並ぶのは、さらに中途半端な数十年単位の自称アンティーク。まさに120パーセント偽物と言い切っても過言ではない胡散臭さが漂うが、あえてそれを許容することさえできれば、かなりエキサイティングなショッピングを体験できる……てなわけで、掘り出し物を探してみた!

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私の名前は褌シメタロウ。日夜日常の些細な出来事について、深く思いを巡らし、実働時間を無視して記事を書いているライターである。

好みの服装とは、当然ながら人によって異なる。本人が自分に相応しいものを取り選んで着ている場合は良いのだが、傍目に不似合いと思うものを着ている人も少なくない。特に私が、世の中でもっともミスマッチと考えてしまう服と人物のカップリングがある。それは「おばちゃん」と「ヘビメタTシャツ」だ。

ミスマッチというのは少々言いすぎかもしれないのだが、この二者の間の接点は乏しいはず。しかし時々街で、ヘビメタTシャツを着ているおばちゃんを見つけると、「どうして出会ってしまったのか」と考えずにはいられない。

この不思議の原因を探るために、緊急ミーティングを行ったのである。

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【闇の大人たち】第53回:上海発・横丁市場のグラディエーター

上海市、地下鉄「老西門」駅から少し歩いたところに「上海万商花鳥魚虫交易市場」という煤けたマーケットがある。その名の通り草花や生き物全般を扱う市場だが、重要なのはこれらが食うためでなく、愛玩用であるということ。

人混みをかき分け、獣臭い市場に足を踏み入れる。うっすら予想した通り、通路は正体不明の分泌液でうっすら湿っている。ここで転んだら、来世まで後悔すること請け合い。足元には充分ご注意を。

市場内には犬だの猫だのウサギだのウグイスだの天然記念物だの、あらゆる生き物たちが雑然と陳列され、放し飼いになっているものもあり、まさに混沌という言葉がぴったりのありさま。

地理感もないまま通路を彷徨っていたそのとき、突如「ギィギィギィギィ……ギギギギギ」という、これまで耳にしたことのない、不気味な大音響が私の身体を包み込んだ。な、なんだッ?

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涙がでるほど美味しく牛丼を食べる方法 / 新鮮味も飛躍的にアップ

手頃な価格で食べられるメシといえば牛丼である。最近は各牛丼店の価格競争も激しく、300円程度で牛丼一杯ごっそさん!だ。

しかし、手頃になりすぎて「新鮮味がなくなった」とお嘆きの人もいるだろう。キムチやチーズなどのトッピングをしたり、茶をかけて食べる方法もあるが、食べ続けていたら、また飽きる。

ということで今回は、涙がでるほど美味しく牛丼を食べる方法をご紹介したい。新鮮味も飛躍的にアップするぞ。

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上海オタクビル探索のさなか、気になる看板を目にした。

美萌女仆珈琲店。「仆人」とは中国語で使用人のこと、つまりは美しく萌えるメイドカフェ。見つけたからには素通りも出来ず、期待と不安に胸をときめかせながら薄暗い階段を上り、お店を覗いてみると……アキバにあっても全く違和感のない、まごうことなき小綺麗なメイドカフェだった。

明るい店内には8つ程のテーブルがあり、備え付けのボードゲームも遊べるが、そんなことは正直どうでもよい。私の興味はただひとつ。メイドだ。ところが……。常駐のメイドは一人きり。スタイルはモデル級だが愛想は今ひとつ。

笑顔のない淡々とした接客を受けつつ 写真でも……とカメラを出すと「撮影禁止」の看板が目に入り、壁のポスターを撮るに留めた。欲求不満のモヤモヤを抱えながら翌日、上海から遙か300キロ離れた義烏市に移動。生暖かい町を歩き疲れて何気に飛び込んだ喫茶店がまたもや、メイド喫茶だった!

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【闇の大人たち】第51回:謎のワイシャツ自販機

チャイナの自動販売機ってーと、映画『マッドマックス』に登場しかねない、煤と埃、得体の知れぬネバネバした物体で幾重にもコーティングされた、どこか凄みのあるオンボロと相場が決まっていた。

自販機荒らしの本場である。動かないのは当たり前。当然、金を入れても商品は出てこない。資本主義は張り子の虎。騙される馬鹿が悪いあるね!──と思いきや、中華自販機は治安の良いシンセンや上海といった大都市で密かに普及し、機能面では日本のそれと遜色ないまでに発展していた。

中の商品に関しても、映画のチケットから医薬品、新鮮野菜に上海名物の上海蟹といった感じで独自の進化を遂げている。そして今回、偶然巡りあわせたのが「ワイシャツの自動販売機」であった。

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斬新すぎるズボンのはき方「首パン」に挑戦してみた / ポイントはズボンの素材選び

以前、とある海外のインターネットユーザーが投稿した画像、腰パンならぬ首パンについてお伝えした。これはズボン(もしくはパンツ)を首元まで引きずり上げる、まったく新しいズボンのはき方である。斬新すぎて海外のネットユーザーから高く評価されていたのだが、同じことができないだろうか? と当編集部も挑戦してみた。

そうしたところ、一人で首元までズボンを引き上げるのは困難であることが判明した。しかし、他者の協力を得ると実現できることがわかった。

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【闇の大人たち】第50回:世界で一番安い町、義烏の闇の子供たち

先週先々週に引き続き、上海から300キロ離れた「世界で一番安い卸売市場・義烏(イーウー)」のリポートです。

義烏最大の福田市場。中央区の半分ほどもある敷地内に、言葉を失うほど安い4万軒の卸売店が連なる──。

と、ここまでは前回紹介した通りだが、4万件・推定8万人オーバーと言われる店員たちにもそれぞれ家庭があり、それが証拠に福田市場の至る所で幼稚園から小学生程度の子供たちがバタバタ走りまわっている。

その数、少なく見積もって推定一万人オーバー、ちょっとした市町村のレベルだ。

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男のアヒル口はかわいいのか試してみた / 思った以上に難しいことが判明

可愛らしさを演出するテクニックのひとつに「アヒル口」がある。実はこのテクニックの歴史は意外に古く、1998年にデビューした歌手の鈴木亜美さんが、その草分けとして知られている。いまだに若い女性の間で、写真撮影の際に用いられているのだが、可愛らしく見えるようになるのは女性だけだろうか? 男性がアヒル口をやるとどうなるのか、可愛らしくなるのか挑戦してみた。そうしたところ、思った以上に難しいことが判明したのである。

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iPhone4Sの音声アシスタント「Siri」で言い間違いをしたときの簡単な直し方

どうも~。どうも、地蔵オブホラーです。皆さんはiPhone4Sをゲットしたかな~? ゲットした人も、まだゲットしてないという人も、知っておくと役立つ知恵をご紹介するぞ~。その知恵とは、音声アシスタント「Siri」で言い間違いをしたときの簡単な直し方だぞ~。

英語が上手に話せる人は問題ないだろうけど、日常的に英会話を使わない人には扱いが難しいはず。2012年には日本語版Siriが登場するという話だけど、それまで待てない。でもSiriを使いたいという方は、この方法を覚えておくと良いだろう。以下がその方法だ、チェケラッ!

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【闇の大人たち】第49回:世界で一番安い町、義烏はホントにすごい町

先週に引き続き、上海から300キロの距離にある100均ショップの仕入れ場所、世界最大の卸売市場「義烏(イーウー)」のレポートです。

なかでも有名な義烏最大の「福田市場」は、総面積が中央区の半分程度もあり、AからHまでのゾーンごとに(それぞれ四階建て)、アクセサリー、油絵、台所用品から錠前まで、同系統の商品を扱うショールームが約四万軒ひしめき、ひとまず玩具ゾーンをひたすら歩いてみるも、行けども行けども果てしなく玩具で道に迷い、自分がどこにいるのか分からなくなってしまう超弩級の規模。

卸売と言うだけあって、数百個〜数千個のロット売りが基本だが、そのぶん値段はびっくりするほど安く、100円ショップで見かける類の台所用品だと、交渉も何もなく20円とか30円。どう見ても千円以上しそうなデジタルはかりは言い値が150円。

こんな値段で部品代や箱代、運搬料、店の経費が捻出できるのか、余計なことまで心配になってしまう。

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